2015-08-05

人間でも分かる物理学講座。(前編)

この番組世界で起こる些細な現象カジュアルに説明し、物理学に興味を持ってもらうことを目的としております

今回お呼びした先生は、いつも有象無象質問勝手に答える増田教授です。

「『あなた質問しなければ、この世に愚問はありません』。どうも、増田です」

教授物理を学んだ経験が皆無とのことですが、大丈夫なのでしょうか。

大丈夫です。そんな私だからこそ、学のない方でも分かるよう説明することができるのです」

なるほど、では今回教えていただく物理現象は何でしょう。

はい肥大化による『反復』と『反発』です」

肥大化

ほぉ~、『反復と反発』も気になりますが、この『肥大化』とは。

はい、分かりやすいようサンプルを持ってきました。どうぞこのボールを手にとってみてください」

これは……「アナと雪の女王」ですか。

「そうですね、今となっては有名ですが。順序だてて説明するために、まずは手のひらサイズから

それで教授、このボールをどうすればよいのでしょうか。

「お好きなところに投げてみてください。なんならスタジオにいるスタッフや、私にぶつけても構いません」

はい、それでは……えいっ!

(オモシロイ)

反応しましたね。

「まあ、ここまでの現象は皆さんお分かりでしょう。このように、物体を投げることでその反応が返ってくるわけです」

はい場所によっても変わってきますが、現象はどこでも発生しますね。

「そして、そうやって何度もボールを投げるとどんどん大きくなり……っと。そうやって大きくなったボールがこちらになります

分かってはいましたが、改めて見るとこれは大きいですね。

「ではちょっと大変ですが、今度はこの大きくなったボールを何度か投げてみてください」

これをですか!?……頑張ってみます……えいっ!

(レリゴー♪) (レリゴー♪) (レリゴー♪)

あれ、意外と投げやすい。

ボールこそ大きくなっていますが、質量は変わっていませんからね」

なるほど。それにしても、数回投げてみましたがほとんど同じ反応でしたね。

ボール質量は変わらないので、肥大化していくとその反応の多様さも出尽くしてしまい、このようにほぼ同じ反応になってしまうわけです」

へぇ~、はいはいフリップを……と。

教授によると、この反応がほぼ同じになるまで肥大化した状態を……

ペリッ

『上限』と定めておられるようです。

「おっしゃるとおり。ですが、実はこのボールはまだ大きくなるんです」

あれ? 『上限』なのに、肥大化はまだ終わらないんですか。

「それをなぜ私が『上限』と定めているかは後半で。ここから『反復と反発』も密接に関係してきますよ」

一旦CMです。

♪デデッデッデデン♪

CM

「目を見て話してほしい」

その願い、このメガネをかければ解決!

わず胸に目線が行ってしまうのを逆手に取り、メガネを胸型にデザイン

男性用、女性用、どっちでもない用、それぞれS.M.Lの三つのサイズをご用意。

好みや気分、相手に合わせたメガネをどうぞ。

今なら、増田教授監修の青い紐もオプションで。

これでもう、誰もあなたから目線を逸らせない!

アイアイ♪ アイアイ♪ 眼鏡屋さんだよ♪

  • http://anond.hatelabo.jp/20150805180031 前編では『アナと雪の女王』をサンプルに、ボールが大きくなっていく現象を学びました。 そうして肥大化が進み、反応の多様性が出尽くしたことを『上...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん