2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720055235

米軍を」か。なるほど。

でもやっぱり違うと思う。

PKO法案以前から自衛艦国外での活動が前提。なぜなら国内とは領土領海領空のことでしょ。で、領海日本の周辺12カイリ(22キロくらい)。自衛艦はそこより外でも活動するように作られているし(というか船というのはそういうもの)、そういう風に運用しないと国防は成り立たないことは先にも述べた。そして海上自衛隊米軍との共同行動することも創立以来の前提。だからこんなにもコンパクトですんでいる。

から少なくとも海上自衛隊については、冷戦中もPKO法成立前ももともとありえる事態だったといえると思う。陸上自衛隊については冷戦終結以降に生じた事態と言えるかもしれない。

それでも、集団的自衛権は認めなてこなかった。それを認めないと日米同盟はなりたたないはずなのに。

では日本国民は今まで、自衛官になにを求めてきたことになるか?

共同行動中の米軍部隊攻撃が生じつつあったら盾になって死ねしか後生き残ったものが反撃せよ。

こういう非道命令を、私やあなたがた日本国民自衛官たちに与えてきたというわけだ。

記事への反応 -
  • <賛成派に対して> 今回の法案によって抑止力はどの程度高まったのだろうか。具体的には、中国や北朝鮮の装備に対してどこまで対応できるのか。 「信頼に足る脅し」となる装備...

    • 俺個人は、集団的安全保障なしで今までやってきたのが不思議という考えなんだよね。君が納得するかはわからんが。 1. 軍事同盟なしで自国の安全を防衛するのは並外れた超大国のみが...

      • 日本国内なら個別的自衛権で米軍を守ることができるって話なので、海外派遣しなかったらいいでしょ、ってことなのでは まあそれも冷戦中はそれでも良かったかもしれないが、って話...

        • それはちがう。と俺は思う。 「日本国内」ってのは日本の領土・領海・領空ってことになるよね。 まず、日本は通商なしで成り立たない。敵国が日本の領海外で通商破壊にでたらどうす...

          • 集団的自衛権の行使を認めないと米軍を守ることができない状況というのは 自衛隊が日本国外で活動している必要があって 冷戦中はそんなことはなかった、という話

            • 「米軍を」か。なるほど。 でもやっぱり違うと思う。 PKO法案以前から、自衛艦は国外での活動が前提。なぜなら国内とは領土領海領空のことでしょ。で、領海は日本の周辺12カイリ(2...

      • http://anond.hatelabo.jp/20150719022946 確かに論理的にはそうだろう。しかし、気になったのは自衛隊(+アメリカ)の装備品って実際どのくらい強いのかという話だ。 巷ではいろいろな本が出てい...

        • 君は元増田?横増田?元増田の前提でしゃべる。 それってまた別の問題だと思うんだけど。 日本軍の装備が、例えばC国の脅威に対して不十分だとする。「必要最低限度の実力」を日本...

        • 元増田です。 確かに、私は問題を混同していたみたいです。 気づかせてもらってありがとうございます。

      • 集団的安全保障なしで今までやってきた という事実を無視して 軍事同盟なしで自国の安全を防衛するのは並外れた超大国のみが可能。20世紀初頭の英国とか。 なんて前提を持ち出す...

      • 冷戦構造の下ではそれでも良かったかもしれないが、状況は変わったのでは? また、仮に国土を全て日本の力だけで守る方がよほど東南アジアなどにとっては脅威であるようにも思う。...

      • あほくさ。 それへの答えはこれの中にすでに書いてある。 http://anond.hatelabo.jp/20150719022946 日本語が読めないならどの部分がわからなかったか言ってご覧。

      • ようするにこういう議論に対して、ここにみるようなばかっぽい反論しかできない。 それが安保法制反対派の限界。 こんなもん、ほっときゃそのうちだまる。

    • 抑止力が高まるか否かはアメリカ次第。相手任せです。

    • 要るとは思うけど、それはそれ、これはこれというものではなかろうか。 例を具体的にしすぎると、近隣諸国を刺激してしまうということがあるのかもしれないが、もうちょっと頑張...

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