2015-07-01

悩ましかった平泳ぎ

自分運動音痴ではあるが、水泳だけは人並にできる。ただしクロール背泳ぎ限定

これは、小学生の頃スイミングスクールクロール背泳ぎまではマスターできたものの、平泳ぎが壁となり、そのままタイムアップとなってしまたからだ。

というわけで、頑張って頑張ってマスターできなかった平泳ぎだが、平泳ぎが出来ないというのは即ち、キックが出来ないと同義である

当時はどのようにキックを習ったかというと、

  • 足は常に外股をキー
  • 頭を水面上に出したまま練習

実にこれを2年位やった記憶があるが、とにかく前に進まない。キックしまくっても進まないうちに身体が沈んでしまって更に消耗すると。

一般に平泳ぎは「最も楽な泳ぎ方」と言われているけど、絶対嘘だと思った。一番疲れる泳ぎの間違いじゃね?みたいな。

そもそも足の裏でキックとかどうやっても無理というか。

でも他の人はどんどん上達する。

彼らとの違いは多分脚の形で、自分は当時からO脚・偏平足・内反小指と三拍子揃った、相当悪い脚だった。

大学の知り合いもやはりO脚で平泳ぎが出来なかったと言っていたので、O脚に平泳ぎは無理なのだと思っていた。


それから四半世紀。

アラフォーになって基礎代謝を上げる必要が出てきて、でも最近ジム通いが飽きてきたタイミングで、知人から地元プールの大人向けスイミング教室の話を聞き、しか格安だったので気分転換に行ってみた。

平泳ぎバタフライのコースだけど、まあ初回はキックが出来ないことの再確認で終わるだろうと予想していた。


ところが、である

なんと初回のレッスンで、あれだけ苦労した平泳ぎが、難なく習得できてしまったのだ。

その時コーチから受けたアドバイスはたったの3つ。

  • 足は常に内股をキー
  • 頭を水面上に出さない。二の腕を必ず耳の後ろにくっつけて、頭をプールの底に突っ込ませる感じで泳ぐ
  • 一度キックしたらひたすら伸びて、身体が浮いてきたタイミングで、手で左右に水を押し広げると自然に頭が水面上に持ち上がるので、そこで息継ぎし、その後で再度キック

これだけで泳げるようになるなんて、一体昔の苦労は何だったのだろう。意味がわからない。

昔と今で何が違うんだ?という感じ。

しかも泳げてみたら分かったが、確かに楽な泳ぎ方なのだ


そして泳げて嬉しいは嬉しいが、もっと早く泳げるようになりたかったというのが正直な感想である

というのも、個人メドレーっぽいことをしてみたい自分としては、ゆくゆくはバタフライという、全く未知の泳ぎを一から習うことになる。

そんなのアラフォーの手習いで習得できるのだろうか。もし習得できるにしても物凄く時間がかかるのでは?と不安で仕方がない。

間違っても小学生よりも短期間で習得できるとは思えないし、どうしたものか。

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