2015-06-20

彼らは本気なのだ

から疑問を感じていた。「なぜ、彼らブロガーは、その浅すぎる考えを世の中に公開できるのだろうか」と。

数少ないデータをもとに一般論を組み立てられるのは、なぜなのか。自分体感したことを他人も同じように体感するはずだと信じられるのは、なぜなのか。

これらの疑問と同時に「なぜ、彼らの読者は、突っ込みどころ満載の記事を受け入れ、あまつさえ賞賛することさえするのか」という謎も発生する。

勉強になります」「シェアさせていただきます」と共感し、さらには元記事を前提に自身の考えを披露することもある。

僕は友人に、その理由が分かるかと尋ねた。

友人は「そりゃ、彼らが馬鹿からだろうね」と答えた。

なるほど、彼らは本気なのだ自分の考えや価値観を基礎づける情報の質と量に疑いを抱かないのだとすれば、すべて筋が通る。

彼らの読者も同程度の知性しか有していないならば、彼らの輪の中で記事は"正当"に評価されるのだ。

「君は馬鹿を知らなさすぎる。はてなブックマークを見てごらん。あそこには適度な馬鹿大勢いるから」と友人は教えてくれた。

僕は、そこでインターネット限界を見た。

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