小学生のとき、多分文集か何かだったと思うけれど、名前の由来や長所短所を書く親の欄に「長所・なし」と書かれたことがある。
母は私の長所が思い浮かばずにしばらく悩んでいて、どうしよう何を書こうと私に相談してきた。
何も思い浮かばないんだったらなしでいいんじゃないの?と言ったのは覚えてる。それもそれで面白いからいいや、と子供心に思ったのも覚えてる。
母は私の言葉通りに書き(え、ホントになしって書くんだと驚いたことも覚えているから、おそらく本当にそう書くとは思っていなかったのだろう。なんだかんだ言って最後には長所を書いてくれると思っていたのだろう)、それが文集になり皆の目にさらされるとは思っていなかったらしく、知らなかった「なし」と書くんじゃなかったと後から言っていた。
ああ、何も思い浮かばずに子供の言葉通り「なし」と書いたのに、それが文集にのると知ってたら違うことを書いたってこと?嘘を書いたってこと?
あ~思い出すなぁ。あの時感じた母への違和感。信頼感がなくなっていく感じ?
数年後かな。弟の部屋で何故だかわからないけど文集をパラパラと見ていて、そこに同じものがあった。両親が書く欄。名前の由来と長所短所。弟の長所は、もちろん「なし」なんかじゃなくてきちんと書かれていた。確か優しいところ、だのなんだの。泣きそうになったなぁ、あの時。ショックだった。ああ私の良いところなんて考えても出てこなかったのに、「なし」と書かれたのに、弟はこうやって書くんだ、と。当時の私はヒステリーが激しくて、機嫌が悪いときや嫌なことがあるとすぐにギャーギャー騒いでいたから、母はかなりしんどかっただろうと思うけれど、あれから20年以上たつのに未だにふとした瞬間に思い出すよ。これだけじゃない、今までのうらみつらみ。(って言葉は大げさ?)
不思議だよなぁ、してもらって嬉しかったことももちろんあるはずなのに、傷ついたことばかり思い出して、忘れられない。
女の子が欲しい、と素直に無邪気に言える人って、母親との関係が良好だったからじゃないのかなと思う。幸か不幸か分からないけれど、男の子をふたり授かりました。ひとりごと終了。
娘の長所なしって書く親。ブコメは厳しいけどひどいと思う。 文集にのろうとのるまいとなしって書くかね普通。 距離とって生活できてるなら思い出さないのが一番。
母親の立場で考えれば、長女の時なしと描いて恥をかいた反省があるから 弟の時も「なし」にすることはありえないよな あくまで文集にのって恥をかいた、という反省であってあなたが...
あるある。母親の娘への対処なんてそんなもんだ。 今が幸せならいいんでない。 思い出すだけ時間のムダ。
ブコメつらい。万事こんなだったら増田は実験台の失敗作ってことじゃん 母親にとってはおっしゃる通り反省を次に生かした!ってストーリーでめでたく完結してても、増田の傷ついた...