ある人が衝動を制御することが難しくなるという症状もある精神病に罹り、
実際に動物に激しい外傷を加えつつ殺すことによって快さや楽しさを感じていたとする。
その人が外傷等を好むような性質は、
もともとそのような性質はなかったが自ら流されるままに学習や条件づけや習慣づけによって獲得したか、
もともとそのような傾向はあったが学習等によって努めれば修正可能な程度だったとする。
このとき、上の精神病があったとしても、精神病になる前に学習によって外傷を好まないように努めていたら、
上の外傷を伴う大量殺人は起こらなかったとしたら、
加えて、外傷を好むような性質があっても精神病に罹らなければ大量殺人は起こらなかったとしたら、
外傷を好むようになった過程はたとえば次のようなものかもしれない。
その人は少なくとも元々は外傷に強い嫌悪感を覚えることはなかったが好むわけでもなかったとして、
なんらかの激しい外傷や殺人の描写を含むが、それだけが楽しい要素ではないメディアを、
もともとは外傷や殺人の描写ではなく他の楽しい要素を目的で楽しんでいたが、