2015-06-07

恋愛恋愛工学批判について、よくわからないことがある。

俺は交際している女性に、「私を一個の人間として見れていない」だとか、「内面を見てくれない」だとか、とそういったクレームを入れられてしまうことが多い。

思い当たる節はある。俺のコミュニケーションカードゲーム方式だ。

相手がA属性発言すれば、それに相応しいとされるB属性カードを切る。相手がC属性の振る舞いをすれば、それに相応しいD属性カードを切る。適切なコミュニケーションをとるために、相手の発言や振る舞いを相手のステータスと関連づけしながら、経験から得た知識を参照して適切なカードを選択する。そういうコミュニケーションの在り方は、悪く言って仕舞えば相手を一個の人間として見れていないということなのかもしれない。内面を見れていないのかもしれない。

はいえ、そこになんの問題があるのかいまいちわからない。もちろん、相手を何のステータスというより一般化された何かと関連づけることなく一個の人間として見ることが、振る舞いや言葉からデータベースを参照することなく相手の内面を直に見ることができたなら、それはとても素晴らしいことなのかもしれない。すくなくとも、チョロいコミュニケーションではあると思う。だけれど、そんなことができるのは神様だけだ。人間にできる技ではないと思う。正直、『一個の人間』や『内面』なんていう当人主観の中にしか存在しないフィクションの共有を他人押し付け行為が上等とは思えないし、はっきり言ってしまえば愚かだとも思う。

で、ここにきて恋愛工学批判だ。恋愛工学ナンパからセックスに持ち込むまでのプロセスを徹底的にメソッドに落とし込んでいる。セックスを得るために必死になっている人間他人からするとかなり滑稽なので、俺もゆびをさして笑ってはいるが、彼らを真顔で非難するつもりはない。というか、非難する資格が俺にはないように思える。

だって女性との、というか他人とのコミュニケーションメソッド化しているからだ。というか、そういうことをせずに無意識コミュニケーションをとれる人間なんているのだろうか。いるとしたら、羨ましいし、彼ら彼女らには俺たちを非難するのではなく自分を誇るということを覚えていただきたい。その恵まれた才能に感謝をしていただきたい。

人間内面を、一個の人間としての何かを、生身の人間が見て、愛することなんてできはしないと俺は考えている。そういう尊い愛が欲しいなら、有限の存在である人間に頼らず、素直に神にすがればいいと思う。

  • 手癖だけでこなしてるんだろ テンプレ対応を批判されるということは今のお前は能力不足だ 観察力鍛えるかアクションの引き出し増やすかなんかしないと

  • 増田を理解できない人間と付き合ってるから、そうなるんだよ。お互い様。 恐らく、結婚したら結婚したで、何かの弾みに離婚を持ち出し、慰謝料請求をされるだろう。勉強代数百万。 ...

  • イタいしおまえも恋愛工学側ってだけで批判にすらなってないよ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん