2015-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20150526101833

宮崎駿は動きで自分表現を雄弁に語らせちゃうから、声で「演技」をかぶせられるのが邪魔なんだと思う。邪魔しないような演技を持ってこられればいいけれど、それには生身の役者演出しないとならなくて、多分宮崎駿はそれが出来ないか、やりたくない。アニメーションなら自分の思うとおり演技させられるけど、役者はなかなか思うようにならないからね。それなら極力演技を排してアニメーション邪魔にならない声を持ってくるのが良い、となる。

演技を排するというのは棒読みというわけではなく、ニュートラル自然な声っていうこと。声そのものに余分なニュアンスや過剰なパワーをつけない。そういう声なら動きとケンカすることがない。最初違和感を覚えた観客もすぐに動きのパワーに引き込まれる。

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