現在主流のウェブサービスはネガティブな評価はしづらいシステムになっている。
人類社会がどうこう言う話じゃないよ。むしろ逆に、人間は、ネガ評価大好きだ。匿名になれば一気にたたきや批判が横行するのはここにいる人間はだれでも知ってるだろう。ネガネガして一方的な意見をたたきつけたい人間はたくさんいる。無数にいる。
しかし一方で、そういうギスギス空間にいるのがいやなのも人間なのだ。もっと行ってしまうと自分はネガネガ批判の対象にはなりたくないのだ。安全な場所から一方的に攻撃したいのであって、自分が攻撃を受けるのが嫌なのだ。
しかしそういうわけのわからん一方通行システムを作るとコミュニティーがあれるし反社会的になる(2chなんかがよい例だ)。
だから現代の大手SNSは意図的にポジティブな反応しか返せないようにしてるんだよ。システム的な悪意の抑制だ。
それらは完全にコミュニティデザインレベルでの意思であって、要するに「そういう意図で抑制してる」んだ。別に「人間社会がそうできている」からではない。
書きながら違和感あったけど、人間社会は批判大好きだよな。 やっぱり純粋に批判するというところが難しくて、悪意を持ってしまうとノイズになりやすいのではないかなと考え直した...
SNS堕落論