STAP論文不正はどのように暴かれて行ったか

はてな匿名ダイアリー

2014-12-19

■STAP論文 不正はどのように暴かれて行ったか

2月5日〜14日の間に色々な疑念が噴出しています。キーとなったのはPubPeerと2chのスレのようです。

1月28日: 小保方氏と笹井氏によるSTAP細胞研究発表の記者会見が行われる。 http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20140702_1/140702_1_1_jp.pdf
1月29日: STAP論文を発表。2chのニュース速報＋にスレが立つ。大方好意的なコメント。 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390999697/

1月29日の Google 検索結果
新発見「STAP細胞」の記者発表 - YouTube
理研、万能細胞を短期で作製 iPS細胞より簡単に：日本経済新聞
酸の刺激だけで万能細胞作製新型「STAP」理研が成功＋（1/2 ...
【小ネタ】小保方晴子さんのSTAP細胞の特許出願が公開され ...
細胞：多能性を誘導する新たな手段 - Nature Publishing Group
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A1%2F29%2F2014%2Ccd_max%3A1%2F29%2F2014&tbm=

2月5日: 海外の論文査読サイトPubPeerで画像の不正が指摘される。 https://pubpeer.com/publications/8B755710BADFE6FB0A848A44B70F7D#fb6119 共著者の大和氏が脳出血で倒れる。
2月9日: 2chの「捏造、不正論文総合スレネオ 12」の592がPubPeerについてレスをする。この時はまだ決定的な不正とは見なされていない。 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1390498705/592-615
2月12日: 2chの「STAP細胞の懐疑点」で画像の不正が指摘される。 http://uni.2ch.net/test/read.cgi/life/1391930940/69-92
2月13日: 論文に疑義があるとの職員からの連絡を受け、指摘理研が「研究論文の疑義に関する調査委員会」を設置。2chのニュース速報にスレが立つ。 http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1392271386/ いくつかのまとめブログが立ち上がる。 http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_2064.html http://blog.goo.ne.jp/lemon-stoism/e/5165039ad32d79f78cc947717358e015

2月13日の Google 検索結果
STAP細胞の研究論文内の不自然な画像データ【追記あり ...
STAP細胞｢女性・30歳｣報道は日韓だけ？ - 東洋経済オンライン
小保方晴子が筆頭著者の論文の不適切さについて - 世界変動展望
【マスゴミ】山中伸弥教授が心を痛める、小保方博士のSTAP ...
小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑: 利益相反事項の隠蔽問題
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A2%2F13%2F2014%2Ccd_max%3A2%2F13%2F2014&tbm=

2月14日: クマムシ博士がブログで論文の画像データの不自然さを指摘。Livedoorニュースのトップになる。 http://horikawad.hatenadiary.com/entry/2014/02/14/090121 (元データ削除済み) 小保方氏は政府に阿部首相の意向で招待されていた総合科学技術会議を欠席。
3月10日: 論文の共同著者である若山氏が論文撤回を呼びかけ。
3月13日: 「研究論文の疑義に関する調査委員会」がデータの取扱が不適切な部分はあるが不正には当たらないとする中間報告を発表。
3月28日: 早稲田大学が小保方氏の「博士論文についての調査委員会」を立ち上げ。
3月31日: 「研究論文の疑義に関する調査委員会」が論文不正を認定。
4月1日: 理研が論文不正の認定を発表。論文の取下げの勧告を含めた措置を明言。論文で報告されていないプロトコルを含めた「STAP現象の検証」を開始。
4月4日: 理研が「研究不正再発防止改革推進本部」を設置。
4月7日: 小保方氏が入院。
4月8日: 小保方氏が弁護士を通じて論文撤回の不服申し立てを行う。
4月9日: 小保方氏が記者会見を行う。「STAP細胞はあります」「200回以上作成に成功しています」http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/09/stap-exists-obokata-said_n_5115861.html

4月9日の Google 検索結果
「STAP細胞作製、200回以上成功」「実験ノートは2冊ではない ...
小保方晴子さん「STAP細胞はあります！」質疑応答まとめ
小保方晴子さん「STAP細胞はあります！」記者会見で断言 ...
小保方晴子氏の記者会見「STAP細胞はありまぁす」「STAP細胞はありまーす」と会見で断言.
金融日記:謎はすべて解けた!! それでも、STAP細胞は捏造です
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A4%2F9%2F2014%2Ccd_max%3A4%2F9%2F2014&tbm=

4月13日: Yahoo ニュースの投票で行われた小保方氏の記者会見に大しての投票で「納得できなかった」が50%を超える。http://polls.dailynews.yahoo.co.jp/domestic/11241/result
4月16日: 笹井氏が記者会見を行い「STAP"現象"」「生データやノートを見る機会なかった」等の発言を行う。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140417-00000004-wordleaf-sctch&p=2
4月21日: 大和氏がtwitterのデータを削除
5月7日: 「研究論文の疑義に関する調査委員会」が小保方氏の申し立てによる再調査依頼を実施しない方針を決める。
5月27日: 小保方氏が郵送で完成版の博士論文を「博士論文についての調査委員会」へ提出。
5月28日: 小保方氏らがレター論文の撤回に同意。
6月3日: 小保方氏らがアーティクル論文の撤回に同意。
6月16日: 研究室内から発見された「ES」と書かれたラベルを張った容器に含まれる細胞の遺伝子の特徴がSTAP細胞のものと一致。また若山氏が記者会見で「小保方さんだけは研究室にいなかったために、実験ノートを見る習慣がなかった。」「割烹着は見たことがない。」等の発現を行う。 http://news.livedoor.com/article/detail/8944520/

6月16日の Google 検索結果
STAP細胞 - NAVER まとめ
[PDF]CDBに保全されているSTAP関連細胞株に関する検証について
STAP細胞の存在示す証拠がない - ハフィントンポスト
STAP細胞、提供マウスと一致せず共著の教授が解析：朝日 ...
- STAP細胞の証拠なし共著者の若山教授：日本経済新聞
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A6%2F16%2F2014%2Ccd_max%3A6%2F16%2F2014&tbm=

6月26日: 小保方氏がメールで博士論文のデジタルデータを「博士論文についての調査委員会」へ提出。
7月1日: 「STAP現象の検証計画」への小保方氏が参画。期限は同年11月まで。
7月2日: ネイチャー誌に発表した2本の論文が撤回される。
7月17日: 早稲田大学の「博士論文についての調査委員会」は「博士学位を授与されるべき人物に値しない」と断定したが、学位の取り消しには該当しないとの結論を出す
7月23日: NHKの過剰な取材により小保方氏が負傷。
8月4日: 理研が不正論文共著者の処分について言及。
8月5日: 論文の共同著者である笹井氏が自殺。

8月5日の Google 検索結果
STAP細胞捏造・笹井氏自殺は「NHKと文春のせい」は ... - リテラ
（続）STAP細胞の悲劇；愚かなメディアと研究者集団 - 中村祐輔 ...
STAP細胞と理研！笹井芳樹の死は自殺に見せかけた他殺 ...
STAP細胞捏造・笹井氏自殺は - ビジネスジャーナル ⁄ Business ...
STAP問題を考える
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A8%2F5%2F2014%2Ccd_max%3A8%2F5%2F2014&tbm=

8月11日: 責任著者のバカンティ氏が所属する病院の麻酔科長を退任し、1年の長期休職に入る。
9月1日: 理研が「STAP現象の検証」の中間発表として、出現が認められないとの発表を行う。
9月3日: 理研が研究論文の疑義に関して外部有識者のみにより構成される調査委員会による本調査を開始。
10月7日: 早稲田大学により小保方晴子の博士号取消が決定。ただし1年程度の猶予期間あり。
11月31日: 小保方氏によるの「STAP現象の検証」が終了。
12月15日: 小保方氏が12/21付けの退職願を理研に提出、受理される。
12月18日: 小保方氏による「STAP現象の検証」失敗との報道。
12月19日: 理研が記者会見を行い「STAP現象の検証」において行った48回の実験全ての失敗が発表され、3月まで行われる予定だった小保方氏以外の検証実験も打ち切られる事となった http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141219-00000517-san-soci

12月19日の Google 検索結果
“ＳＴＡＰ細胞作製できず”理研が発表
STAP細胞見えてきた実態 | 日経サイエンス
STAP細胞:「小保方氏の実験終了」理研 - 毎日新聞 - 毎日jp
STAP細胞は"ありませんでした" - 東洋経済オンライン
STAP細胞検証実験終了！小保方騒動とは何だったのかを ...
https://www.google.co.jp/search?q=stap%E7%B4%B0%E8%83%9E&biw=1252&bih=662&source=lnt&tbs=cdr%3A1%2Ccd_min%3A8%2F19%2F2014%2Ccd_max%3A12%2F19%2F2014&tbm=