2014-11-24

「初めから完璧にやろう病」を治す

何事も、「仕事だ」と思ってしまうからなかなか手がつけられない。

「しっかりしたものを仕上げないと」というプレッシャーが、始める気力を削ぐ。結果手をなかなかつけずに、締め切りぎりぎりになって「不本意な」クオリティで提出する。

こんな不合理なことがあってたまるか。

本当は、十分な時間をかけて、納得のいくいい物を作りたいのに。

始める前や始めた直後は、それだけの熱意を持っていたはずなのに。

全部、「初めから完璧にやろう」病のせいだ。

もうやめにしよう。不合理だ。

仕事だとか、きっちり仕上げようとか考えるからこんな沼にはまってしまうんだ。

何でもいいのに、とにかく始めりゃいいのに、うまいことやろうとしちゃうから、「今はコンディションがよくないから」とか何とかっていう理由で手をつけることすら止めてしまうんだ。

ならもう「まともにやろう」とか、「きっちりやろう」とか変に気構えるのを止めよう。

いっそのこと、全部「暇つぶし」だと思ってしまえばいいんだ。

何でもかんでも、どうでもいいやって。

「とりあえず暇だし、適当にいじってみるかー」

「暇だし作ってみるかー」

こんな感じで。完成度なんて気にしない。

そのときそのときの気分に任せて、好きなように作っちゃえばいい。

どうせ後で帳尻を合わせるんだから。とにかく始めさえすれば、少なくとも今よりはマシになるんだから

から、やめよう。

適当にやろう。暇つぶしなんだって考えよう。

「暇だしなんか楽しいことすっかー」っていう、軽ーくてゆるーいノリで。

今この文章だって、そんなノリで書いてるけど、二ヶ月くらい文章かけてなかった。なんとなく完ぺき主義が自分の中に居座ってたらしくて。

仕事Aを片付けたら、よし、Bに取り掛かるぞ、全力で。」って。

いちいち気を張るから、手をつけにくくなっちゃうんだよね。

適当でいいじゃん。

ゆるーく、楽しんだらいいじゃん。

「あ~~~うーん~~だめだ~ぜんぜんうまくできね~~」って頭の中だけでごちゃごちゃ言って、うまく出来ないからって何も進まないよりはさ。

いいじゃんね。

  • 「完璧を恐れるな。どうせそこには届かない」 サルバドール・ダリ

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