2014-11-10

名前しか知らない同級生自殺した

高校生の頃。同じ部活同級生自殺した。

私が通っていた高校は小規模で、1学年3クラス

30人程度の人数しかいない。だから同級生ほとんどが顔見知りだ。

そして、自殺した彼は、引きこもりがちで、あまり学校にこない人だった。

友達も少なく、いつも一人で過ごしているように見えた。

その日は緊急に朝礼が開かれ、

校長先生が「明日世界は滅亡します」というように、

厳格な顔で彼の死を告げた。

私は「彼は生きることをやめたのか」と思っただけで、

強いて悲しいとも辛いとも思わなかった。

しかし周りの人達は、涙ぐんでいた。

普段彼を無視していた。

気にかけてもいなさそうな人達が、彼の死を悔やんでいた。

いったいどうして泣いているんだろう。悲しんでいるんだろう。

ああ、それとも泣けない私が異常なのか。

いまだにわからない。

  • それが普通なんじゃない 泣いている人の方が偽善者っぽい気がする もちろん、本当に悲しんでる人もいるんだろうけど

  • 彼らにとって校長の話はカンペのようなものに感じるのでしょう これからも彼らは、泣け!笑え!全て操られて生きていきますよ

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