2014-10-12

こんな夢を見た

母親母の日プレゼントを買いに行った電鉄系の老舗デパート。閑散とした店内。すんなり来るエレベータ

下の階から乗ってきたかたせ梨乃さんと二人きりになる。思い切って話しかけようとした矢先。彼女の方から声をかけてもらった。

「そのプレゼント、誰に?」

「え?あ、その、母親に。その、母の日の……」

親孝行だね。でも、ちょっと待って。包装紙の端が破けちゃってるよ。」

「ええ!?あ、その、ありがとうございます。」

「屋上いこ。」

「あ、はい。」

屋上のベンチに一緒に座る。丁寧にプレゼントを包み直してくれる彼女。白い首筋からとても良い香がした。京都にいた頃、憧れていた女性が焚いていたお香に似ていた。

こみ上げるものを我慢できずに、唇を近づける僕。自分でも信じられない行動。あのかたせ梨乃さんにこんなこと。

「ああっ」

まらなく艶っぽい声をもらす彼女

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