姪っ子たちと遊んでいると、可愛くて可愛くて、子供欲しいなあと思うようになった。
最近はちょっと手に負えない感じになってきたけれど、それがまた成長してるって感じで嬉しくて仕方がない。
最近ちょっと恥ずかしさが芽生え始めたのか一緒にお風呂入れなくなっちゃったのがちょっと悲しいけど、頭を撫でたときの表情が、満面の笑顔から嬉し恥ずかしみたいな感じになって新鮮で可愛い。
シャンプーかけて髪をわしゃわしゃーと洗ってあげる楽しみは無くなったけど、新しい笑顔が見れたから結果オーライ。子供というのはとにかく色々と面倒事と楽しみをもたらしてくれる。
親と子の関係なら、もっと色々な顔を見せてくれるんだろうなあと思ったら、子供が欲しくなった。
これまでに嫁が欲しいなあと思わなかったといえば嘘になるけれど、伴侶が欲しいというよりは、単に性欲解消出来る都合のいい、それもそれなりに美しい女が欲しかっただけだったと思う。金を渡さなくてもよくて時間制限もない風俗嬢みたいな感じ。それは今でも同じ。女というものに対して性欲は芽生えるけれど愛情というものを感じた試しがない。
もちろんそんな都合のいい女がいるはずもない。昔から女に好かれる質でもなかったけれど、おっさんとなった今ではカネ目当てでも無ければ寄ってくる女もいないだろう。
金持ちであれば、カネ目当ての女を飼い慣らしても十分に金が手元に残るのだろうけど、残念ながら自分にはそれほどの財力もない。
厳密には成人した人間を養子にするのは比較的簡単だけれど、子供となると非常に難しい。
だから子供は諦めるべきなんだろうと理解はしている。理解してはいるけれど、そう簡単に割り切れるものでもない。
寝ている姪っ子の額にキスをしながら、そんなことを思った。
嫁が欲しいというのは「単に性欲解消出来る都合のいい、それもそれなりに美しい女が欲しいだけ」と自覚しているのに、 子供が欲しいというのも「単に庇護欲解消出来る都合のいい、...