2014-09-03

己の無力さに耐えられない

家の中で家族生活している事実に、ときどき不快になる。家族構成員が、自分の求める精神レベルに達していない。と思うからである

汚らしい空気、すなわち、人を蔑み、己を持ち上げ、この世の全てを哄笑するようなメンタリティ、これらが漂っている気がするのだ。だから、早くここから脱出して、自己改革のろしを上げなくてはと苛立つのである

もっと清涼な空気を吸って、明るく朗らかな世界に生きたい。私は、いつもいつも、そんなことを考えてきたような気がする。

元気はつらつで、大きな声で笑って、てきぱきと仕事をこなして、失恋に落ち込んで、友情に悩み、それでも希望を抱きながら猛然と生きる人間。そんな人間に私は憧れると同時に、「なぜ、俺はこの程度なのだ」という恨めしさを覚える。必死につま先立ちをして、手の指先にまで力を込めて伸ばしても届かない、あの輝かしき世界。全く腹が立つ。

もう夏休みが終わってしまう。この暇な一ヶ月間に、一体何をなしとげたというのだろう?このようにして大学2年が終わり、3年が終わり、4年が終わり、地獄社会生活が始まるのだろうか?一体なんだってこんなに「つまらない」毎日を送らなくちゃならんのだろう?デカい顔して、高田馬場の町を高らかに勇み歩く連中と、部屋の中で一人でPCと向き合う俺との間には、どんな論理的差異があるのだろう?「そっち側」に行きたくてたまらないのに、俺を頑に邪魔する透明な壁がある。ふざけるなと。ロケットランチャーかつぎ出して、向こう側の連中もろとも木っ端みじんにしてやろうか。

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