2014-08-11

toから始めるトラベル英会話

そろそろ盆だから、坊さん以外は旅行に行ったりするな。

で、知り合いに付け焼き刃でなんとか旅行行きたいんだけど、

会話帳探すの手伝ってくれないか、とか言われたから手伝って、ついでにアンチョコ作った。

せっかくなんで、ここに書いとくことにする。

なお、これは中学高校英語の授業寝てた人間へのアンチョコであって、そこが完璧なら普通に話せるはずだ。

発音が変でも文章が怪しくても、気後れしない

タクシーの運転手に、ホテル名前と外観が印刷されたプリントアウトを渡せば、大抵連れてってくれる。

これは21世紀にもなって自動翻訳機がなかなか出来ないのと、全く同じ理由だ。

まり言葉は、文脈仕草や状況込みで判断される。

から発音が不味くてもaやtheを付け忘れても問題ない。結局伝わるからだ。

とりあえずtoからはじめてみる

トラベル英会話というか、サバイバル英会話ポイントは、「前置詞」だ。

とりあえずタクシーに乗ったら、to AAAと言えば、だいたい連れてってくれる。

to AAA
AAAへ (to Hatena hotel:はてなホテルへ)
from AAA
AAAから (from Japan:日本から)
by AAA
AAAを使って (by bus:バスを使って)
at AAA
AAA時に/AAAで (at ten:10時に/ at Hatena:はてなで)

ちょっとズルだが、前置詞四天王を覚えておこう。

何にでも使える文章を覚えておく

人間文脈で判断するとは言っても、伝わりやすさには格段の差がある。

「キンカクジ」を連呼する外人さんには困るが、「キンカクジ、ヘハ、ドゥ、イケバ、イーデスカ?」なら理解できる。

長い文章のほうが相手が推測できる部分が増えるから発音のまずさをカバーできるわけだ。

で、旅行中に便利な文章は丸呑みで覚えてしまおう。

How do I get to AAA?
AAAにはどう行けば良いですか?
Where can I buy AAA?
AAAはどこで買えますか?
What time is the next AAA?
次のAAAは何時ですか?

応用が効く文章なら、覚える数をぐっと減らせる。

トイレを探すときにも使えるし、どのバスに乗れば良いか聞くときにも使える。

「Where can I find AAA?」と店内の売り場所を聞いたり、

「Where can I try this one?」とか服持って聞くと、試着室の場所も聞ける。

「What time is the last show start?」で最終公演の時間も聞けるし、

「What time is the first bus?」で始発のバスも聞ける。

繰り返しになるが、aやtheが付いてなくたって、別に問題ない。

ネイティブにはちょっと変に聞こえるだろうが、丁寧な態度で、ちゃんと意志が伝わることが重要なのだ

「How do I get to bus stand? from here to tower.by bus」とか言えば、意志は伝わる。

「How do I get to tower? by walk」とかでも良い。身振り手振りも交えれば、発音の不味さはカバーできるだろう。

旅先で意志を伝えるために覚えておきたいベスト10

Excuse me
ちょっとすみません
Thank you
ありがとう
Please
お願いしま
OK/I don't understand
判った/判りません
NO/Sorry
ダメ/ごめんなさい
up/down/right/left
上/下/右/左
here/to go
ここで食べる/持って帰る
I'd like the bill, please
勘定お願いしま
I have a reservation./Do you have a AAA room?
予約してある/AAA部屋はある?
Could you take a photo of me?
私の写真を撮ってもらえませんか?

これに、1~100までの数字を聞き取れるようにしておくと、大体事足りる。

1~99までの発音ができれば、時刻や搭乗ゲート、部屋番号などで困ることもなくなる。

「I'd like a taxi now」と言えるのが良いのは確かだ。でも、ホテルの人に「taxi, please?」って言えば大体わかってくれる。

観光地回ってると「写真撮って」って言われるかもしれないが、「Say cheese!」って言えなくても「1, 2, 3!」で撮れば良い。

ここまでで、4+3+10で、17個だけだ。

(1~100までとかズルはしてるが、まあそこは大目に見てくれ)

17個(しか文章はたった3つ!)暗記するだけなら、飛行機の中でなんとかなるだろう。

さら意思疎通を図りたいなら、単語を覚えよう

別に「pregnant 妊娠した」とか覚える必要はない。

buy, find, try, first, last, nextとか、そういった使えそうな単語を覚えておけば良い。

そして、常に応用を利かせてみる。

サンドイッチ屋とか、なんか色々聞いてくる店なら「your recommend? オススメは?」って聞けば、向こうが悩んで選んでくれる。

自分が選びたいなら、それを何とかして伝えれば良い。右だとか左だとか、上だとか下だとか)

Delicious!とか、have fun!とか、I'm fullとか、そういった単文を覚えれば、伝えられる意志は増えていく。

相手を尊重しつつ、手を抜こう

相手に意思を伝えるために「英語」を使うんだから、多少変でも可笑しくても意思が伝われば構わない。

ただ、ホテルで「両替だよ、両替日本円からドルにしてくれ!」と日本語で叫ぶのは、意思は伝わっても誠意も謙虚さも無い。

「I'd like to have this money changed, please.」と言えなくても構わない。

「Where can I change money?」と聞けば、「ここでできるけど、レートこれだよ」とか教えてくれる。

なんか飛行機の搭乗ゲートが変更になったアナウンスが流れているような嫌な予感がしたら、係の人に

「Where is the boarding gate for this flight?」って聞けなくても、

「How do I get to this flight?」って搭乗券を見せながら聞けば、十分だ。

きちんと旅先の相手に敬意を払いながら、可能な限り手を抜いて意思疎通をする。

旅の指さし会話帳とか、相手に負担を強いるタイプ手段は、双方がコミュニケーション目的の時にはうまく働く。

例えば、英語しか話せない相手と旅先でなんとなく交流する時には、だ。辞書使ってもメモ帳に書いてもらっても良い。

でも、目的を達成するためには、直ぐにパッとでる文章を覚えておいて、組み合わせた方がずっと良い。

もちろん、レストランで食事だの、土産物屋で買い物だので、必要な会話はあるだろうけど、それこそ会話帳を見ながらで良い。

店に入る前に「Please bring a spoon スプーンを下さい」とか

「I'm just looking 見てるだけです」をアンチョコ見て短期記憶に刷り込むのはそう難しくないだろう。

まあ結局のところ

3つばかり文章を丸暗記して、後は使う直前に会話集を短い時間だけ覚えとけば良い。

「Excuse me」で呼び止めて、「Thank you」で笑顔を見せれば、嫌がられたりはしない。

では、良い旅行を!

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