どもりがある。
どもりっていうレベルじゃない。
自分でも気がつかないんだけど、ずっとしゃっくりのような音を立てているらしい。独り言を言っていることもあるらしい。
どもりがあることは自覚があるけれど、ずっと音を立てていることには本当に自覚症状がない。
人前で話すことがとても苦手だ。
一言目がぜんぜん出てこない。
なので面接があるっていうだけで就職はする気になれなかったし、じゃあ高校卒業したらどんな道があるのかっていうと、名前を書くだけで入れる専門学校があった。
そこに行った。
担任は喜んでいた。一応国家資格が取れるような学校だったんで。
そのときは国家資格ちゃんととって、その道で職人として生きていこうと思っていた。
でも卒業してもどこにもいけなかった。
就職するには面接しなきゃいけない。面接するっていうだけで話せない自分が想像できるし、そんなみじめな自分を見せるくらいだったらって、就職したくないに丸をつけた。
先生方は喜んでいたように見えた。一応担任は心配したふりなのか少しは本音なのか何度かチャレンジを進めてきた。
でもだめだ。
どもりがなかったらって思う。
人前で流暢にしゃべることができたら自分の人生はぜんぜん違っていた。
どうしてこうなったのだろう。
両親に申し訳ない。でもこうなったのもあの人たちのせいだと思う。
どもりがなかったら。
しゃっくりみたいな音ってw 笑ってしまったけど俺も吃音持ちで30越えたけどあいかわらず吃音で居心地悪いこと多いわ。 関西だしいいタイミングで話の流れにのれないと突っ込まれる...