そのまま振り込め詐欺へと移行して稼ぎまくった人の話が中心。
ネットで歌舞伎町5人衆と検索すると真偽不明な噂が沢山出てくる。
それこそ「信じるか信じないかはあなた次第」の世界だ。
おそらく一番名前が通ってる人。
荒稼ぎしていく様子が生々しく書かれている。
本書にはバイオレンスな要素も多少ある。
喧嘩は◯◯最強!凶悪さは☓☓が一番!等の要素で盛り上がっていることが多い。
でもそれって自分はあんま興味ない。
そういうドラゴンボール的なバトル要素に興味が沸かない。
ヤミ金や振り込めサギの手口を明かしている所
既にどこかで読んだこともある手口だったりするが
両面から書いてあるのは意外と珍しい。
そしてもう一点は詐欺師最大の悩み。
「稼いだ金をどうするか」だ。
現金ばっかりあっても家も買えないし、そのままじゃ株も買えない。
そもそも銀行口座に入金できない。
使い勝手の悪い金だ。
この本にも詐欺で稼いだ現金が沢山ある家に税務署員がやってくる描写がある。
この本の人はキャバクラで派手に使ったらしいけど
若い人がとんでもない額を夜の街で毎晩使ってたら、
狙われるリスクも高い。
ギャングースという漫画にも犯罪組織の金主が闇カジノで遊ぶ描写がでてくる。
いつ捕まるかもわからない、いつまで続けられるかもわからない。
で、手元にある大量の現金をどうするか。
1. 後先考えず遊びに使い切る
3. 上手にマネロンじゃぶじゃぶ。綺麗なお金で合法な新規事業
単純に人数的には1が一番多そう。
そして2の道を選ぶ人は、、、いるのかな?
いてもこのルートは地味だから数えられない。でもきっと少なそう。
3が一番の成功ルートかな、タンス預金の一部をじゃぶじゃぶマネロンして新規事業。
社長に収まれば世間体はいい。儲からない事業でもまだまだお金は残ってるから大丈夫。
グレーな方法で大金を握って、一度もお縄にならず頃合いを見て手を引いて
>クリーンな事業の青年実業家になる人 所謂闇社会からのアガリだね。 ここにゴール出来る人はごく僅かだと聞く。 でも昔から、ここがアガリとして存在はしてたみたい。 大抵の人...