2014-04-21

夢を抱かせず、若者天職に早く導け

職とのマッチングもっと効果的に行うべきだ。

そうすれば、居場所のない人間がずっと少なくなって、世の中はずっとよくなるだろう。

雇用の問題、自己肯定感の問題、コミュニケーションの問題、諸々全てが、適正に合わない場所に配置されていることが原因なのだ

人間誰しもに向き不向きがあるが、マッチングが失敗したせいで、たくさんの人間自分自身を見失っている。

管理職現場のどちらが向いているかということ、それに、コミュニケーションを取る仕事が向いているか、そうではないか。

単純労働や力仕事にしたって、流通のようにシステムを回すのがよいか、何かを組み立てたり工事をしたりするのがよいかで大別できる

これだけ情報技術が発達しているのだから天職が何なのか、統計データから早い時期に分かってもいい。

ただ問題は、それが優生思想に通じかねないところだ。

職業選択の自由が謳われている世の中な以上、それを覆すことはできない。

しろ問題は、「やりたいこと」と「向いていること」の齟齬なのだろう。

その齟齬をなくすためにこれからするべきだと思うのは、早いうちに夢をあきらめさせることだ。

夢はあきらめるものであり、夢をあきらめることは悪いことではないという風潮を作ることだ。

学生時代、私も職業適性の検査をしたことがあった。

最近その冊子を見返したら、今思えば完璧に当たっていて驚いたのだった。

なのに、何者かになりたいという欲が出てしまったのだ。

誰しも何かになれるという夢は、80年代の古い価値観だ。

自分自身のもつ適性によって何かにされるのだ。

経営者が向いている人間もいるし、漫画家が向いている人間もいるが、

農家が向いている人間もいるし、居酒屋の店員が向いている人間もいる。

職業に貴賎なしとは絵空事で、前者は尊く、後者は格好悪いと思われているのが事実だ。

私は結局、前者ではなかった。

から、あきらめることをもっと肯定したい。

もっと早くあきらめればよかったと思っている。

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