2014-04-10

プログラム中級者が感じる関数型の違和感

なんだか話題になってるから書く。

やっと初心者を脱して中級者になりかけてるプログラミング学習者が関数型言語に何を感じているかを書こうと思う。

1 圏論かいらないんじゃないの?

Haskellが短いコードプログラムを書けるというのは分かる。

forループmapやfoldで抽象化する利点も分かる。

それでやりたい処理のほぼ全てがまかなえるということも実感している。

副作用のない小さな関数を合成して大きな関数を作る利点も分かる。

再利用性も上がるし、どこからどう影響を受けているかが簡単に分かるからバグも出にくい。

ただ、Haskellの基礎になってる圏論が何の役に立つのかは、まったく分からない。

むしろ邪魔なんじゃないかと思う。

ファンクターやモナド概念圏論で扱われているのは分かるけど、圏論なんて名前だけ知ってればコードを書くのに不都合はないだろう。

圏論必要なのはHaskell設計する人であって、使う人ではないと思う。

なのに、やれクライスリ圏だ自己関手の圏だのと、うるさいったらありゃしない。

Linux上で開発環境整えるのにカーネルコードを読めって言うぐらい的外れだと思う。

いや、知識として持っとくのはいいだろうけど、役に立たんだろ。

2 言うほど新しい機能ないような?

Rubyが羊の皮をかぶったLispとはよく言われることだけど、関数型言語オブジェクト指向言語とそこまで違いがあるような気がしない。

純粋言語ではできないけど、クロージャに内部状態を保持してもらって無名オブジェクトみたいな使い方をすることはあると思う。

その無名オブジェクトもっとあれこれデータ関数詰め込めば、いつの間にか普通にJavaC#で使うようなクラスのできあがり。

その間はなめらかにつながっていて、不連続に切れるようなもんじゃない。

関数プログラミングと言いつつ、オブジェクト指向の考え方は利用できる。

上級者はデザインパターンdisるのが好きかもしれないけど、逆の考え方をするべきだと思う。

デザインパターンオブジェクト指向言語欠点を補うための苦肉の策じゃないよ。

関数プログラミングの基礎的なパーツだと思う。

からちょっと見た目がすっきりするだけで、結局やることはオブジェクトプログラミングと変わりはないと思う。

3 なんか選民思想にとらわれて無い?

関数プログラミングコミュニティの人って、業務でクソコードメンテさせられて、その現実逃避に美しいコードに擦り寄っているように見える。

もちろん、美しいコードを書けるなら書いた方がいいし、現代的な言語を使えるなら使ったほうがいいと思う。

けど、適材適所というか、オブジェクト指向言語でも、やってやれないことはないわけで。

役に立たない圏論をありがたがる所とか、どうもイキがってるように見える。

せいぜい生産性が倍になる程度で、他の要素が悪ければ帳消しになるような利点でしかないに違いないのに。

開発プロセスとかを見直す方が仕事を楽にしてくれるんじゃないのかな?

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