2014-04-06

通勤中人混みで遊んでいる

http://anond.hatelabo.jp/20140408084505

朝の通勤時、僕はとても人が多く歩く新宿駅を使う。

縦横無尽に人が通るあの場所で、僕は奴隷船と化した山手線を使って新宿駅までたどりつく。

どのように遊ぶかを単純に説明すると、

単に会社に最も早く到着するにはどのように歩くべきかというものだ。

ルールは次の2点。


まずこの遊びは電車に乗るところから始まる。

乗るべきタイミング最初ではない。最後である

最初に入ってしまっては、降りるとき最後になってしまうことがよくある。

したがって、乗るときはなるべく一番最後になるように調整しなければいけない。

Last In First Outの考え方だ。

(もちろん、降りる側によっては最初に入ったほうがいいこともある)

それから電車には、降りた際に階段の手前になるように乗るべきである

ちなみにそういった場所は当然他の車両よりも混むので、別に早く行きたくない場合は避けたほうが無難

電車を降りるときは、なるべくスピーディに降りるべきである

そうでなければ動く障害物、つまり人が大量発生する。

自分の目の前を行く集団が、どんなに速く歩く集団だったとしても、

集団となればぶつからないように歩調を合わせるため絶対に歩くスピードは遅くなるし、

自分よりも遥かに遅く歩く人が自分の目の前を歩いていれば、速く移動することなど決して不可能だからだ。

このあたりは渋滞学に通じるところがある。

よって、降りる電車の号車と、階段の位置の把握をするべきである。これだけで毎日3分節約となる。

これのおかげで遅刻を逃れることもあるだろう。僕は社会人になってから遅刻しそうになったことすらないけれど。

毎日3分とは、

20日で1時間、1年で12時間10年で120時間計算なので、階段の位置の把握をするだけで、人生簿記一級2,3回分程度のゆとりをもたらすことができる。

軽やかに階段を降り切ったあとは、とても流動的なオブジェクト空間に入ることとなる。

基本的に左側を人は進んでいる。ゆえにあなたも左を進むべきだろう。

歩く場所はなるべく左右の真ん中が良い。端では、避けた際に「詰む」ことがよくある。

壁は障害物充填率が常に1だが、壁でないy軸では、0〜1のあいであるというところが肝だ。

右に避けたら、壁だった。で、向こうもこっち側に避けた。こんな状況を詰みと僕は呼んでいる。

ちなみに下方向が行きたい方向だ。

|↓

|●↓    ⇐右に行こうとしても、

|↑  ⇐こいつが左に避けられない

|↑↑↑   ⇐左から2番目のやつも左に避けられない

これなら移動することができる。

|↓

| ↓●↓  ⇐右に行こうとすると、

| ↑↑ ⇐こいつが左によけてくれる

|↑↑↑↑↑ ⇐左から3番目のやつが左に避ける



ちなみにこの場合自分とすれ違ったやつが「詰む状況」に陥ることがあるが、それは知ったことではない。

歩きながら人の動きを見ていればわかるが、人によって歩く速さや行動が違う。

大別すると、順方向に歩いているか、逆方向に歩いているかがある。

次に大雑把に速い・普通・遅いと分けることができる。

次に、ヒールはいている女かどうか

次に、内気っぽいか、そうでないか

次に、携帯をいじっているか、そうでないか。

大体このぐらいだろう。

差別的になるが、このような分類をしておくと、歩くのがとても楽になる。

ちなみに避けるとき日本人気質かは知らないが、一般的に右を選択するべきであると思う。

みんな右に寄ればいいのにとたまに思う。

--------------------------------------------------

まず、特殊タイプとして

向こう側から来る、歩くのが自分より速い、または自分と同じくらい速い人とは、とてもぶつかりやすい傾向にある。

彼らも基本的に人の洞察をしながら進んでいるので、

通常は右に避けようとすれば左に避けてくれるし、左に避けようとすれば右に避けてくれるが、

タイミングが合わないことがある。

彼らとすれ違うときには、最初にどちらかに行くか決めておいて、そのまま突っ切るべきである

迷うとぶつかりやすい。僕は先日実験しながら歩いていたら朝に12回もぶつかった。

「右行くよ! え、お前も右来るんかいじゃあ左行く!」とすると

「左行くよ! え、お前も左来るんかいじゃあ右行く!(相手から見て)」と相手もなる

そして「えぇ!!! そっち行くんじゃなかったのかよ!」と同時に思って激突する。

別にこれはほとんど同時に思っているわけではないのだが、反応速度よりも歩く速度の方が速いから、ぶつかってしまう。

から、「右行くよ! 右行くんだからね! 絶対右行くからね! 避けてね!」アピールが必要である

まり可能な限り右に寄りまくると良い。

そうすると相手もとりあえず右に寄っちゃっても避けられるし、大体みんな左側(自分から見て)を通ってくれる。

--------------------------------------------------

その他は適当に分類可能だ。

歩くのが普通の人々は特段気にすることなく避けることができる。

右行くアピールをすると、、「あ、この人右に進んだから、左行こう」と足を踏み出すことが大半だ。

--------------------------------------------------

歩くのが遅い人々も特段気にすることはないが、問題はその後続である

遅い人の後ろには大体それを抜かそうとする人々がいて、そこで詰む。

歩くのが遅い人の前を歩くべきではない。

歩くのが遅い人の状況は一見このように見えて回避可能だが

|  ●

|  ↑  ⇐遅い

| ↑↑↑

|↑↑↑↑↑↑

二瞬後、こうなる。

|  ● 

|  ↑↑↑

|↑↑↑↑↑↑↑

したがって、順方向の遅い人を抜かすのは大変結構なことだが、逆方向に歩く人間の前を通るべきではない。

ちんたらちんたら歩いている人であればあるほどそうだ。彼らのことは、動的な障害物というよりも、むしろ柱か何かだと思うと良い。

--------------------------------------------------

次に、ヒールを履いている女だが、避ける可能性が低い。

それは別に女だからというわけではなく、ヒールで左右に動きにくいという点もあるのだろう。

いずれにしても、避けないし、避けたとしても数瞬遅いので、半身ですら避けないと仮定してやや大きめに迂回するべきだろう。

--------------------------------------------------

内気っぽい人は、その性格からか、壁側に避けることが多い。

歩くときはこれを利用させてもらっている。

普段は僕は右に避けるのだが、壁際では相手によって左側に避けることも結構ある。

ここでまかり間違って右に避けようものなら相手が気を遣って壁と逆方向に避けて結果的フェイント攻防戦になることが多い。

逆に運命的な出会いを求めている人は、「ちこくちこく〜」みたいな感じで早歩きし、おとなしそうなタイプの人がいたら壁側に避けてわざとぶつかってみるのもいいかもしれない。

--------------------------------------------------

携帯をいじっている人は、視野がとても狭いので、まず避けないと思ったほうがいい。

老若男女いるのだが、彼らは悪気があって避けないのではなく、見えていないのだ。

したがって速く歩く僕の存在を知らないので避けようもない。

動く柱のようなものである

また、歩くのが遅ければ遅いほど傍迷惑な障害物となるので大きく迂回すること。

--------------------------------------------------

また、順方向の歩行者について注意したいことは、

彼らも僕の存在を全く認識できていないので、僕の行動に全く無関係自分の行きたいように動く。

したがって、ものすごーく急いでいるときは、順方向を歩くべきではない。

逆方向に歩く集団を突っ切って相手に避けさせるべきである

別にとりたてて急いでいない場合の歩行方法には、「自分の一つ前の人だけではなく、それより前の人も見る」という極意がある。

|   ↑ ⇐ 遅い

| ↑↑↑ ⇐ 左に避ける・左に避ける・右に避ける

|  ●

例えばこのシーンでは、自分は左に避けるべきである

そうでなければこうなるだろう

| ↑↑ ↑

|   ↑ 

|   ● (うわ詰まった)

左に避けるとこうなる。

| ↑↑ ↑

|  ●↑ (おまえが遅いことは知っていた)

|   

また、当然ながら人混みを避けたほうが歩くのは速い。

近い道    遠い道

|          |

|↑↑ ↑_     |

|  ↑| | ↓ |

|↑↑ ↑\|   |

|   ↑   ↓  |

|     ●    |

こういうときは遠い道を選ぶべきだろう。

--------------------------------------------------

また、順方向の歩行者のうち、歩くのは速いが、自分よりは遅い人は、とても抜かしにくい。

なるべく避けるときはその人の後ろにつかない方が無難である

結果的無駄場所を歩くこととなる。

|    |

| ↑↑ | ⇐ 遅い・遅い

| ↑  |⇐ ちょっと速い

| ●  |

|↑  |

|●↑↑|(ぐぬぬ・・・

|   |

--------------------------------------------------

そして、抜かすなど関係なく、進行方向によって相手の避け方が変わることがある。

自分から見て右に曲がろうとしている相手に対して、右に避けるとぶつかる。

基本的交差点の位置で壁際に寄っているやつは、曲がると思ってその逆に曲がるべきだ。

どうも人間というやつは、大きく迂回するという事が苦手らしく、

「わたしはそっち行きたくて、あんたはそっちに行きたいんでしょ。だからあんたはそっちに避けなさいよね」

というような動きをするらしい。

個人的には、「左に行くと詰むんだよ」と言いたいところだが、いずれにしてもこの状況が詰みなので、そういうときは、この遊びは僕の負けで収斂する。

--------------------------------------------------

そんな感じで僕は通勤中遊んでいる。

「僕は忍者」と思いながらひたすら人の間を縫っていくのは少し楽しい

意外と頭も使うし、運動にもなるし、洞察力も鍛えられるはずなので、暇があればみなさんにもやってもらいたいと思って紹介した。

多分誰もやらないだろうし、誰もコレ読んでないだろうけど。かなしい。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20140406172155

記事への反応(ブックマークコメント)