2014-02-27

ニート起業した結果

それなりに収益の上がる企業ができた。

こうして昼間から増田に書き込めるアットホームな社風。

アットホームどころか、俺にとってはここが家なわけだが。

まあそこは本題じゃない。

業界の風向き次第で吹けば飛ぶような我が社だが、去年ついに東大卒採用した。

幹部候補生としてしっかり育てようとか、俺も東大生を顎で使えるようになったかとか、

甲斐もなくわくわくしていたのだが、こいつがどうしようもなく使えない。

仕事は雑だしやり方を教えても覚えないし、むしろ我流効率の悪い方法を押し通そうとする。

とにかく気位が高い。

そのくせ地頭もとりわけいいというわけではない。

Fラン中退の俺より物覚えが悪いのはどういうことなのか。

もちろん東大に入っておきながら民間企業に落ちてくるような人材なんて、相対的落ちこぼれであるとは分かっていたが。

最低限、最難関入試突破するだけの要領の良さは持っているはずではないのだろうか。

今思えば面接の段階でおかしな所はあったのだ。

だが俺は東大ブランドのまばゆさに目をくらませて、持ち前の鼻の良さを活かしきれなかった。

ベンチャーに魅力を感じる」という見え見えのおべっかを真に受けてしまった。

自分の心の深い所に根強く残っていた学歴コンプレックスが払拭されたように感じた。

こいつ一人のために社内(というよりチーム)の空気は乱れ業務に支障をきたすようになってきた。

今ならなんとか取り返せる。

なんとか自己都合で退職してもらえないものかと、胃をキリキリさせている毎日だ。

お前のことだよお前の。

この増田目に止めたら自分立場を察してくれ。

などとワードに打ち込んでカットペースト投稿するのだった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん