2014-02-23

1+1=2、を叩き込む重要

1+1は、当たり前の話だが、2である

我々は小学校一年から、1+1=2、とずっと教え込まれる。

それを散々叩き込まれているから、例えば高校時代

「1+1を、3にも4にもする」という比喩表現は、比喩であることがわかる。

社会人になってから、「チームワークで、1+1を3にも4にもするように」という比喩を、部下にもするようになる。

それは自身も部下も、1+1=2であることを公理として知っているから、比喩が重みをもっている。

でも、ネット世界では、1+1=2のような「極めて当たり前のこと」は、GoogleSEOでは、「当たり前すぎて」上位に来ない。

割と上位に来るのは、1+1=3とか1+1=100のような、極めて異常な方が、かえって上に来やすい。

もし、1+1=2、という「予備知識」を持たない子供が、1+1=3、というGoogle上位エントリを見たら、どう思うか?

「ああ、1+1は、3なんだ」と、そのまま記憶してしまうだろう。

今回、比喩で1+1の話をしたが、例えば「アンネの日記は、偽書だった」というネタを、予備知識がない子供

Google上位で見てしまうと、そのまま信じてしま危険性がある。

の子供はネットリテラシーが高いから中学生、いや小学生高学年で、それなりに検索してしまう。

教育が1+1=2を中学3年で教えるつもりだったのが、先に中一の時点で1+1=3、というのを見てしまうと、その修正に時間がかかってしまう。

中には「教育では1+1=2と教えてもらったけど、実は1+1=3じゃないか?」と教育のものに疑義を持ってしまう。

自分たちの世代は、子供の頃はネットなんてなかったから、1+1=2、2×2=4、と正規に教育されている。

でも、今の子供の世代は、ネット上に上位に来る「1+1=3」「2×2=8」のような誤答を、先に認知してしまう。

アンネの日記偽書だった」のようなネット上の「1+1=3」は、全面削除しととは言わないが、Google検索結果のベスト10に表示されないように

対抗言論を強化しないと、子供たちへの影響が心配である

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