2013-12-29

アトピー性皮膚炎の症状がすげーよくなった話

アトピー性皮膚炎で長年悩んでた。

中学高校時代はこのまま治らなかったら自殺しようと思ってたくらい。

大人になってから全然症状はよくならなかった。

常にかゆかった。

寝てる間に掻いてるから、朝起きたら全身かき傷だらけ。パジャマは血だらけ。

こんなんじゃ恋人もできないし結婚絶対むりだわーと思ってた。

(こんなんでも結婚できたけど。相方マジ天使

コンプレックスだった。

しかし36才を過ぎたころ、あることをきっかけに、劇的によくなった。

そもそもかゆみはどこから来るのか?

私は長年これが謎だった。かゆみはどこか(ストレスとか遺伝とか体質とかダニとか)から来て、掻いた結果肌が悪くなるのだと思ってた。

違う。

かゆみは肌から来る。

原因は2つある。

■汗

http://www.huffingtonpost.jp/2013/06/07/mhl1304_allergen_for_atopic_dermatitis_patients_n_3400523.html

最新の研究で、汗によって皮膚表面のカビのタンパク質が溶け出して肌に染み込んでアレルギーを引き起こすらしい。

自分も、前々から汗が関係あると思ってた。

この記事を読んでそれが確信に変わった。

それで、なるべく汗をかかないようにし、常にハンカチを持ち歩いて汗をかいたら速攻で体を拭くようにした。

これだけで夏場のアトピーは劇的によくなった。

乾燥

乾燥によって肌のバリア機能がなくなり、刺激に過敏になってかゆくなる。

1日2回保湿する。

保湿はワセリン(油)を塗るだけではだめで、水分を潤うための保湿剤(ビーソフテン)も併用する。

これで冬場のアトピーはだいぶよくなった。

医者

皮膚科を変えた。

長年通っていた近所の皮膚科は、おじさんの医者で、いつもマンネリ診療

診察時間2~3分。毎回同じ薬をくれるだけだった。(マイザー軟膏、プロトピックプロペトの3セット)

①ひどくなったらマイザーを塗る

②軽くなったらプロトピックに切り替え

③しばらくするとまた悪くなるので①に戻る

この繰り返しだった。

6年くらい同じことしてた。

一番納得いかなかったのは、「あなたが掻くのは長年の掻き癖によるものだ。その癖を直さないといけない」と言われたこと。

最初医者が言うのだからそうなのかと思った。

でも冷静に考えたらそれはおかしい。

掻くのは「癖」じゃない。だって寝てる間に無意識に掻いてる。

がんばって止められるものじゃない。

「癖」とは全然違う。

今年、近所にあたらしく別の皮膚科開業したのでそっちに行ってみた。

30才くらいの若い先生だった。

初診のとき

最近分子レベルアトピーメカニズム解明が進んでいて、治療法も変わってきている。」

とのたまった。

分子レベル?今までの医者はそんな単語ひとことも発しなかったぞ。

この「分子レベル」という言葉が私にはすごく刺さった。上記の汗の経験則とも一致する。

熱心に肌の症状とか話を聞いてくれて、診察するたびに薬の量とか種類を変えてくれる。

あなたの状態ならマイザーはやめてもっと弱い薬にした方がよい。マイザーによる副作用で肌の黒ズミが見られる」と言ってくれた。

薬を変えたら、気になっていた腕の黒ズミが減った。

黒ズミは副腎皮質ホルモンによる副作用だったのか、なるほど。

保湿剤も、油補充系(プロペト)に加えてスプレータイプの保湿剤(ビーソフテン)を出してくれた。

これで冬場の乾燥肌がだいぶよくなった。

この医者マジ天才と思った。

ていうか古い方の医者アトピーを治す気なんてなかったんだ、きっと。

■まとめ

おかげさまで今では体の書き傷はほとんどない。

2年前とは別人のようになった自分にびっくりしている。

一言でいうと、肌の表面の状態に気をつけろってことだ。

汗と乾燥が最大の敵。

事件は現場(肌の表面)で起こっている。

ホッテントリにのったので補足

・「分子生物学レベル」は間違いでした。医者が言ったのは「分子レベル」でした。スマソ。

・「反射」云々の話は言い過ぎたので消しました。

・上の話はあくまで自分個人の事例であり、万人にあてはまるとは限りません。原因は人によって違うことがあります

・体はなおったけどまだ頭が痒い。そこだけ治ってない。原因もわからない。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20131229030320
  • http://anond.hatelabo.jp/20131229030320

    加えて適度な運動と極力油ものやアルコールなど肝臓に負荷をかけるものを廃した食生活を取り入れればもっと良くなるぞ 事件は内蔵でも起こっている

    • http://anond.hatelabo.jp/20131229033753

      お前からはマクロビ論者っぽい危険な香りを感じる。 油ものを極力減らすって、ジロリアンじゃあるまいしアトピー患者が脂肪分を大量摂取しているとでも思っているのか。

      • http://anond.hatelabo.jp/20131229034108

        俺自身がアトピー患者であまり運動せず油物やアルコールを摂取すると肌が荒れるからだ 脱ステは既にしていて今はほぼ運動と食生活だけで肌をコントロールしている ま、俺はそうした...

      • http://anond.hatelabo.jp/20131229034108

        「脳の意思に反して手が動いている」とかなんか変なのに引っかかるか、誰かを騙そうとしてるかみたいな文章が入ってはいるね。

  • http://anond.hatelabo.jp/20131229030320

    一番困るのが「私はこれで治った! だからあなたもこれで治る!」って言われることだよね。 勿論本人が困ってアドバイスを求めてるんならかまわないんだけど、本人が一番どういう...

  • http://anond.hatelabo.jp/20131229030320

    もと記事を書いた主です。 他にもやってることがあったので補足します。 ■爪は切る。やすりで磨く。 爪が伸びてると掻いたときのダメージが大きくなるのでこれは必須。 3日おき...

    • http://anond.hatelabo.jp/20131230040858

      爪は切る。やすりで磨く。 俺はこの磨くのができない 生理的に無理 やすりをかけるとぞわっとして鳥肌が立つくらい拒否感がある なんであんなことが出来るのか不思議でならないが ...

  • http://anond.hatelabo.jp/20131229030320

    アトピーが起こるメカニズムはともかく、ここで説明されているような治療法は10年以上前から普通に行われていたと思う。竹原和彦の「アトピービジネス」が出たのが2000年だから、そ...

  • http://anond.hatelabo.jp/20131229030320

    アトピー性皮膚炎のエスノグラフィー : 日本とイギリスにおける患者の知をめぐって http://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/40219/1/Honbun-6266.pdf

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