2013-12-20

お人好しに育つ弊害

女性は誠実な男性にあまり目を向けない、という意見をたまに目にする。

若い頃の自分を思い出すと、素晴らしい人柄を求めることは、

高収入高学歴を求めるとの同じく贅沢な希望だと感じていた。

 

人柄にやや問題があると感じながらも、それ以外では有能な部分もある男性が、

結婚相手として自分希望してくれることに対し、

「私のようなものを」とありがたく思うべきだと考えた。

変な方向に謙虚で、自分幸せへの欲が低かった。

人柄の問題は結婚生活おいては小さく収まらず、ダメージが重なり破綻した。

 

悪い人のいない環境で育ち、周囲への警戒心が薄い。外からも分かりやすいようだ。

抜け目のない人間からコントロール下に置けるという印象を持たれやすい。

同性からもうまく利用できると思われやすい。

 

親もお人好しだったせいか処世術として周囲に用心しろという教育

まり受けなかった。

脇の甘いアホであることは自覚しているが、悪意に対して特に勘が効かない訳ではない。

変だとは感じていても、なるべく人を信じようという思考の癖があった。

 

お人好しでのんきに育ったせいか過去に対しあまりくよくよはしないが、

回り道が無駄に多かったのを勿体なく思う。

自分幸せ積極的に勝ち取るものという考えを、若いうちから持っていたかった。

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