2013-11-07

村上春樹社会人になって読み返しているとむしろ現実であった

1Q84を読んでみた。

久しく読んでなかったけど、この人の小説を読むとやっぱ、すこし方向性をもらえるような気がする。

よく、村上春樹想像世界に耽溺している現実知らずの青二才だというような良い方をされる。私も思っていた。

しかし5年ぶりぐらいに、多少なり、人生経験を積んで、小説を読んでみると、

しろ彼の書いている文章は現実を的確にとらえ、

一貫して、淡々たる努力が生んだ美しい経験や成果への賛歌をうたい、

汚いサボった人間の発する怠惰への嫌悪が綴られているような気がした。

社会人になり、余裕がなくなって、あるいは、もはや発見のない世界だと思って、村上春樹小説を読まなくなっていた。

だが、久々に読んでみて、

遠くにある、変わらない立ち位置として、美しいもの肯定的にとらえ、

雑踏の中に紛れ込んだ不努力勇気の欠如を批判する村上春樹姿勢は、

疲れていた私の心を引き上げ、自分を助けてくれるものであると感じられた。



増田の記事かと思って勝手に修正してしまいました。元はこちらの記事だそうです。

http://d.hatena.ne.jp/areyoukicking/20131026

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