■凄くiOSが嫌いなユーザーのお話

私は iOS端末が凄く嫌いだ。こう言うとだいたい「iOSの特定のバージョンが嫌い」とか、「Android信者」と思われてしまうのだがそういうことではない。

ましてや「フューチャーフォン(ガラケー)こそ携帯電話のあるべき姿だ」とか言うつもりもない。液晶画面でのタッチ操作を中心とした携帯型情報端末は大好きだし、日常的に生活の中で活用している。「iOSを搭載したApple社の端末」が嫌いなのだ。

別に私の個人的な意見なので、強要する気も無いし、Apple社が大好きな人はどうぞご自由にご使用いただけばいいのだが、世の中には多かれ少なかれこういう人もいるんだなぁと頭の片隅にでも微かに記憶していただければ幸いである。

以下、理由を箇条書きにしていく。

• 広く普及しているMicroUSB端子を採用せず、独自規格を採用している。(ケーブルなどの流用が効かないなど、非常に不便極まりない。)
• バックキー(戻るボタン。フューチャーフォンにおけるクリアキー)が無い。(アプリによって一つ前の画面に戻ったり、操作を取り消す際の操作がバラバラで分かりにくい。)
• 文字入力関係が貧弱。(iOS登場当時にはフリック入力と予測変換だけで革新的だったのだろうが、それ以降の進化が見られない。漢字変換エンジンの精度も相変わらずだし、SONY のPOBoxのようにQWERTY 配列ローマ字入力字にアシストキーボードのようなユーザーが打ちやすいように工夫してくれるような配慮もない。また、OSの仕様で入力システムを入れ換えるといったことも出来ない。)
• 何をするにもホームキーを押してホーム画面呼び出して、アプリからメニューを毎回辿らなければならない面倒さ(画面の明るさや無線関係のON/OFF 、アプリを使ったちょっとした操作だろうがなんでもかんでもホーム画面から。せめてショートカットする手段ぐらいは用意してくれ。)
• インストールされたアプリが全て並ぶホーム画面(目的のアプリを見つけるのも一苦労。壁紙が設定できるが有無を言わさずアイコンで埋もれて見えない。ユーザーが追加したアプリならアプリ削除で減らせるが、最初からインストールされているアプリはユーザーが一切使わないものですらフォルダーにまとめて隔離ぐらいしか術がない。)
• PC との間の接続はiTunes強制(Mac版の仕様は知らないが、少なくともWindows版に関しては「世界的大企業のリリースした正式なアプリケーション」とは思えない出来であり、インストールする事すら苦痛である。Apple の社員さんにあれを一週間でも使ってみた人はいるのだろうか？)
• SDカードのようなメモリーカードに非対応(記憶容量を増やすこともままならないし、PCとの接続を回避するためにSDカードを使ってデータをやり取りする事も出来ない)
• いつまでたっても搭載する気配の無い非接触IC通信機能(Felicaが搭載されてないだけならまだわかるのだが、それなりに世界で採用されているNFCにすら対応しない。ユーザーは苦肉の策でカバーとの隙間にICカードを挟んだりしているが....)

Permalink | 記事への反応(1) | 22:10

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