http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinoharashuji/20130926-00028433/
すぐに罰金が取られるようなことはないと思います。もしかしたら、今までと同じように現場では大目に見られるのかもしれません。しかし、それでは自転車の逆送について明記した法改正の意味がありません。道路のルールを守っている自転車ユーザーとしても、逆走は迷惑なんです。
何故「大目に見られると法改正の意味がない」から「道路のルールを守っている自転車ユーザーとしても、逆走は迷惑」という話になるの? 自転車乗りのマナーが悪いと思われると自転車乗りがみんな白眼視されるから迷惑って事じゃないの?
ここはひとつ、道路上の自転車の権利を確立させるためにも、施行と同時に厳しく取り締まって欲しいものです。もちろん自転車にだけ厳しくしろと言っているのではなく、自転車の通行を邪魔する自動車にも、同じように厳しくして貰いたいです。
何故「道路上の自転車の権利を確立する」ために「厳しい取り締まり」が必要なの? 権利じゃなくて罰則の話ではないの?
何故急に「自動車にも同じように厳しくして貰いたい」と続けるの? これは自転車の問題ではないの? こう書けば角が立たないと思ったの?
そのためにも、今回の改正の周知を徹底して、世の中の自転車、自動車ユーザーに広く知らしめて欲しいのです。道路は自動車やバイクだけのものではなく、ルールを守って走る自転車のためのものでもあるのだと。
この改正と「道路は自転車のためのものでもある」って言うのは関係ないよ。「道路を走る自転車はこうしろ」って話でしかないよ。
あと、仮に自転車乗りの100%が行儀良く乗ったとしても、道路幅が変わらないまま今の環境で車道に出てこられたら、自転車は自動車にとって邪魔だよ。現実的な話として。
ああ、全体的に「法改正を周知して取り締まりを徹底すべし!」って皮に包まれている「俺は悪くない行儀悪い奴が悪いんだ」って臭いが漏れてくるからもやっとするのか。
これが施行されたからって言ってすぐに何かが変わるわけじゃなくて、そこから徐々に徐々に世の中へ浸透していって、数年後には「路側帯走るなら左側だよねー」って常識ができあがるってのが良い所なのではないでしょうか。シートベルトやチャイルドシートのように。急にバリバリ取り締まっても、きっと意味はないよ。時間のかかる話だよ。