2013-09-21

先日、飛行機に乗ったとき幼児食を頼んだら、とても幼児には食べさせられない物のオンパレードだった。果汁2パーセントイチゴミルク野菜ゼロのバンズと肉だけのハンバーグエビフライからあげコロッケポテトチップスビスケットグミチョコレートケーキポテトサラダはついていたが、大人用のポテトサラダより具が少なくて、ほとんどポテトだけになっていた(大人用は豆とか人参とか入っていた)。 これってむしろ健康な大人の嗜好品ばっかりじゃないか

自分が親になってからはじめて「お子様ランチ」なる物を頼んでみた、日本で。出てきたのは、ハンバーグからあげエビフライコロッケ。おじさんのかつカレーラーメン定食と何が違うんだって感じ。うどん屋でお子様セットを頼んだら、やっぱり冷凍の薄っぺらのハンバーグエビフライ、それにうどんジュースうどん以外美味しくなかった。

別に私はベジタリアンでもないし、栄養を気にしまくっているタイプでもない、基本的に何でも食べるが、どうも「お子様ランチ」的な物は子ども向けじゃない気がする。かろうじて子ども向けなのはご飯の上に立っている旗とか、くるくる巻いたファンシーストローとかそういうものだけで、食べ物のものは脂っこいおじさんの食べ物ってかんじだ。こんなもんばっかり食べさせられないよ、って思うのばっかり。

Wikipediaさんによると、お子様ランチ発祥1930年だそうで、その当時の大人が考えた、その当時の子どもがよろこぶ食べ物がそのまんまなんじゃないのかなぁ。たまの外食の贅沢なんだから脂っこかろうが何だろうが、家出は食べられないようなやつならべたれ! みたいな。自分子どもの頃でさえ、外食ってよそ行きの洋服を着ていくような感じだったし、80年前とかもっと贅沢だったんじゃないのかなぁ。

ちなみに自分子どもの頃、旗がほしいくらいでお子様ランチ食べ物自体には惹かれた記憶はない。うちの子ファンシーストローとかには食いついていたが、揚げ物オンパレードちょっとつまんで「いらなーい」と言っていた。

盛りつけを子ども向けにすれば子どもはよろこぶんだから食べ物のものもっと子ども向けの栄養を考えた物に素べきだと思うなぁ。

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