2013-08-13

研究ができない院生のはなし

私は,某国立大情報院生M1

入学してから4ヶ月くらい経つが,自分研究生としての素質の無さに悩む日々である

まず,研究テーマを見つけることができない.

自分大学院入学してから,これまで研究してきた分野とは違う分野の研究を始めた(どちらも情報系の分野ではあるが).

研究室に配属されてから論文を読んだり書籍を読んだりしていて,読んでいておもしろいとは思っているが,そこから疑問や問題点を見つけることができない.

読み終わった後は,たいてい「こんな研究もあるのか」「xxxとooo関係はこうなっていたんだなぁ」と思って,終わり.

一方で,先生や先輩方は「この論文ではaaaについて分析している.僕達は一歩進めてbbbについて分析してみよう」「じゃあoooyyy関係はどうなっているのだろう」などと議論している.

私もなんとか提案を入れてみようとするが,何も浮かんでこない.結局,相槌を打つだけである

次に,研究のサイクルを見通して作業することができない.

研究テーマに関しては上記の始末なので,現在指導教官から提案されたテーマ研究している.

しかし,ここでも上手くいかない.

研究をどう進めたらよいのかがまったく分からないのである

リサーチクエスチョンを立てることができない.

データの取り方が分からない.

統計的な分析の仕方がわからない.

結果,軽いパニックになって手が動かない.

入学以来,ずっとこんな感じである

それでもどうにかこうにかデータを取ることはできたが,先日,そのデータが実は研究必要データとは微妙に違うことに気がついた.

結構がんばってスクリプト書いたんだけどな...

ちなみに,指導教官にはそのこと(自分がとったデータと,本来とるべきデータが違うこと)は言い出せずにいる.

それにしても,こうやって書き出してみると自分が思ってた以上に自分ってバカなんだな.

大学にいたころはそれなりにデータもとれたし,研究発表もしたことあったんだけど,結局は当時の研究室先生手取り足取りやってくれたおかげだったんだよなぁ,

自分自身には何一つ身についていなかったのかと今更思う.

もはや大学院生以前に,学生としてのレベルを問われ兼ねない.

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