入学してから4ヶ月くらい経つが,自分の研究生としての素質の無さに悩む日々である.
自分は大学院に入学してから,これまで研究してきた分野とは違う分野の研究を始めた(どちらも情報系の分野ではあるが).
研究室に配属されてからは論文を読んだり書籍を読んだりしていて,読んでいておもしろいとは思っているが,そこから疑問や問題点を見つけることができない.
読み終わった後は,たいてい「こんな研究もあるのか」「xxxとoooの関係はこうなっていたんだなぁ」と思って,終わり.
一方で,先生や先輩方は「この論文ではaaaについて分析している.僕達は一歩進めてbbbについて分析してみよう」「じゃあoooとyyyの関係はどうなっているのだろう」などと議論している.
私もなんとか提案を入れてみようとするが,何も浮かんでこない.結局,相槌を打つだけである.
次に,研究のサイクルを見通して作業することができない.
研究テーマに関しては上記の始末なので,現在は指導教官から提案されたテーマで研究している.
結果,軽いパニックになって手が動かない.
それでもどうにかこうにかデータを取ることはできたが,先日,そのデータが実は研究に必要なデータとは微妙に違うことに気がついた.
ちなみに,指導教官にはそのこと(自分がとったデータと,本来とるべきデータが違うこと)は言い出せずにいる.
それにしても,こうやって書き出してみると自分が思ってた以上に自分ってバカなんだな.
大学にいたころはそれなりにデータもとれたし,研究発表もしたことあったんだけど,結局は当時の研究室の先生が手取り足取りやってくれたおかげだったんだよなぁ,
自分自身には何一つ身についていなかったのかと今更思う.
過去エントリー 研究ができない院生のはなし http://anond.hatelabo.jp/20130813130159 感性が死んでいる http://anond.hatelabo.jp/20130814020053 自分が犯した最大の失敗は,コミュ力不足を成績で補おう...