2013-05-22

パワーストーン 初歩の初歩

 ども。石屋の店長です。

 パワーストーン・ブームも沈静化してきて、店も暇なので独り言本音を書かせてもらいます

パワーストーンってなんぞや?

 パワーストーンって言葉和製英語英語圏では、貴石全般を Gemstones と呼びます

 ニューエイジ精神世界が大好きなヒッピー系wな人たちは、聖なる力を持つとされる石を HealingStones とか HealingCrystal なんて呼んでます

 人間にとって金銭的価値を持つ石を貴石と呼びます

 装飾品に使うような見た目が綺麗で、産出量が限られた貴重な石、

 見た目はともかくとして、人間生活にとって便利な機能を持つ石、

 それらの金銭的価値を持つ石を貴石と呼び、高価でなければ半貴石と呼びます

 貴重な石ということは、そこに人間の念がこもりますね。

 たとえば…

 赤くて情熱的なイメージがある→この石は人に精神的な活力を与える

 最初はこんな感じで、石に意味が与えられてきたんでしょう。

 その意味を多くの人間が信じ、活用してきたからこそ、パワーストーンってやつには力があるのです。

 つまり、長年に渡る人類の【呪い】によって、力を持った石がパワーストーンだと、私は考えています

パワーストーンブレス価値はあるの?

 金銭的価値という面だけで言うと、日本パワーストーンブレスとして売られてるもの価値はひじょうに低いです。

 たとえば、今や1000円とか800円とか500円で売られている水晶ブレスですが…

 その手の安いブレスの仕入れ値は200-300円ぐらい。大量(100本単位)に仕入れれば120-180円にまで下がります

 ちなみに、中国の業者から日本卸売業者の届く水晶ブレスは、本数単位の取引ではなく10kg単位です。(数えるのが面倒くさいんだろうなw)

 はっきり言っちゃえば、ビーズ加工された貴石なんてゴミですよ、ゴミ

 水晶1kgを加工して出来るビーズの量なんて、本体の3割…300gぐらいです。7割は掘削ゴミとして、水晶さざれになります

 7割が掘削ゴミになるとわかっていて、本当に貴重な水晶を加工しますか?

 これは他の石でも同じ。

 本当に貴重な石は、ビーズになんか加工しません。

 貴重な石は、次の順番で売られます

1)宝石として研磨カット加工され売られる

2)原石として形を残しインテリアとして売られる(一部カット、一部ポリッシュあり)

3)大きさを生かして彫刻などを施されインテリアとして売られる

4)ビーズに加工され売られる

 つまりビーズは、貴石の落ちこぼれランクの石の行き着き先…

 一般的なパワーストーンブレスの金銭的価値は、売値の1-2割。これは覚えておいてください。

 パワーストーンにはまって、数万円するブレスを次々に買ってる人がいますが…

 この石の価値や、値段のからくりを知れば、少しは頭が冷えるのではないでしょうか?

 パワーストーンとして持ちたいなら、家に原石を置くことを強くおすすめします。

 原石を入手するとわかりますが、霊感?第六感?のない人間であっても、なにか不思議感覚を得られます

 この感覚大事にすると、石をパワーストーンとして置く意味がわかってくるようになります

 いつも、パワーストーンを持って歩きたいなら、ブレスよりも原石のポリッシュおすすめします。

 欧米では、握り石と呼ばれていますが、気分転換リラックスのために、握りやすサイズの石を選びます

 次におすすめするのは、原石系のペンダントです。

 原石の雰囲気を残したままのようなものがいいでしょう。

 特にヒマラヤ水晶ポイントを、シルバーワイヤーで留めたペンダントヘッドはおすすめです。

■パワーのあるパワーストーンとは?

 全ての石にパワーはありません。

 パワーがあるのは、呪いがかかった石だけです。

 …呪いって、悪い意味じゃないんです。

 守護とか御守というのも呪いの一つ。

 だから、石に、呪いがかかっているか呪いをかけるか、なのです。

 パワーあるパワーストーンの入手方法ですが…

1)パワーがあると言われてる石の種類を選ぶ

 みんなが信じて、みんなが言っていれば、それも呪いになるのです。

 だから、まずは「この石には、○○の効能がある」といわれてる石を選んでください。

2)自分が魅入られた石を選ぶ

 次に、ショップに行って、石を選びます。この時、値段に左右されてはいけません。

 高いからパワーがあるということは絶対にないのです。

 それこそ、ワゴンセールで1個300円のものでもかまいません。

 自分が「これだ!」と思うまでは、何十個何百個の石を見比べましょう。

 もしも、「これだ!」という石が予算オーバーなら?

 無理をして買うのはおすすめしません。

 貴方にとってパワーある石との出会いには、必ず運命があります

 貴方が出せない値段の石は、貴方のもとに来る運命ではないのです。

 もしも、どんなに石を見ても、自分にとって「ピン!」と来ないなら?

 貴方には、その石は必要ありませんw

 高ければパワーがあるわけではない、ってことだけ、覚えておいてください。

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