2013-05-09

「姪っ子のごんぎつね感想が問題になっているんだが・・・」について

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:11:26.76 ID:0SLw7FB7O

全文まるまるは無理だから要点かいつまむ

・やったことの報いは必ず受けるもの

・こそこそした罪滅ぼしは身勝手自己満足しかない撃たれて当たり前

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:18:17.53 ID:0SLw7FB7O

勇気を出して本人の前に行って栗出してればこんなことにはならなかった

面と向かうことから逃げたせい

言い分はこうらしい・・・

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:20:54.77 ID:0SLw7FB7O

姪はとにかく、撃った男が可哀想だろって主張なんだと

ごんぎつねのが可哀想みたいな空気意味がわからないって

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:26:38.51 ID:0SLw7FB7O

なんつーか姪いわく男が最後まで辛いだけじゃんって言いたいらしい

おかん死んで、色々運んでたキツネ自分が殺しちゃって悲しんでで

んでどれも原因は結局このキツネの行動のやり方のせいだと

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:29:59.26 ID:0SLw7FB7O

>61

あーそれ

ようはあの最後キツネ自己満足しかないみたいな

からしたらまた辛い思いしただけじゃんと

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:37:54.81 ID:0SLw7FB7O

なんか若干姪を勝手に飛躍させられてる気がするんだが

姪はキツネをクソ呼ばわり的な真似はとくにしてないぞ

あくまで

・やったことには罰が返ってくる

・こそこそしたやり方はおかし

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 16:57:39.44 ID:0SLw7FB7O

かいつまみ過ぎた俺が悪いのかも知れん・・・

もう一回ちゃん補足して書くと

・やったことの報いは必ず受けるもの

→これは最後もだけど、おかん死んじゃってキツネが苦しむのも普段からいたずら悪さしてたからこうなった

私も走ってはあぶないとこで走ってこけて怪我したことがあった

間違ったことをしていたら痛い思いをすると知った的なことらしい

・こそこそした罪滅ぼしは身勝手自己満足しかない撃たれて当たり前

→男はキツネが罪滅ぼししてるなんて知らないかキツネが見えて撃っちゃっても仕方ないと思った

こんな感じ

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/05/08(水) 17:09:35.98 ID:0SLw7FB7O

あの・・・撃たれて当たり前ってのは復讐的な意味で殺されて当たり前って話じゃなくて

人間動物関係からキツネがこそこそうろちょろしてたら猟銃で撃たれてもって意味だと思うんだが

http://chaos2ch.com/archives/3774738.html

読んだ。これ親に相談ちゃう先生の気持ちわかるわー。姪ちゃんちょっと視野が狭すぎ。

ここまで言うなら仮にごんが正面切って謝ってきたら兵十は絶対にごんを許さなきゃいけなくなるじゃん。

それは可哀想だとは思わんのかな? って誰か突っ込まなかったのかよ。

姪ちゃんの主張によれば兵十がかわいそうなのは

1.ごんにいたずらされまくり

2.ごんのいたずらで母が好物を食えず死亡、

3.好意に気づかないままごんを撃って後味悪くて鬱

の三つがあるからだが、これは2まで起こってしまった時点で、ごんが正面切って名乗り出て謝ろうとこそこそ「うなぎつぐない」の贈り物をしようと兵十にとって「ごんを撃つ」ことは避けられない。「キツネがこそこそうろちょろしてたら猟銃で撃たれても仕方がない」ような世界観ではなおさらだ。栗をたずさえて正々堂々謝罪に出向いた時点で眉間にぶっ放され「完」である

避けるためにはごんを許さなければならない。(動物との非言語コミュニケーションで罪の意識その他について意志疎通することの技術的困難については割愛

だが、例え正面切って謝ってきたとしても、親の今わの際の願いを悪ふざけで台無しにした相手を許せるものだろうか?

許さなくてはならないものだろうか?

謝罪を受け入れられない、許せないならごんが自分の罪に向き合って謝罪する事自体がどうやったって自己満足に過ぎないということになり根本的に無意味から、姪ちゃんの言うとおりに「勇気を出して本人の前に行って栗出してればこんなことにはならなかった」とは限らない。

「こんなことにはならな」いために必要なのはごんの勇気ではなくて兵十の納得(と諦め)だ。

逆にごんを撃つことで兵十は後味悪いながらも納得は得られるのではないか。確かに悪さをしたがごんには間違いなく謝罪の意志があったと知ることができたし、ごん自身に重傷を負わせ命を左右するレベルまで「報い」させたことでその謝罪意志を受け入れることが(過失した自分の後ろめたさも手伝って)可能になったのではないだろうか。

このお話は決してハッピーエンドではないかもしれないけれど元になった原稿では「ごんは嬉しそうにうなずきました」だし(wikipedia情報)、ごんも兵十も十全ではないにしろ「報われ」るオチではある。

大元になった口伝ではうなぎのいたずらの件以降権狐は二度といたずらせず姿を見せないでオシマイらしいが、それに準じてごんが正面切って謝って兵十が許して追放沙汰になったけれどとにかく命は助かりめでたしめでたし、では報われていないものがあるのではないだろうか。

  • 人前では言わない、というだけで同じような感想持ってた子は昔からいたと思うよ。 それこそン十年前から。 でもそういうことを堂々と書いちゃう提出しちゃう、っていうのがちゃん...

    • いや表現する事自体はいいことでしょ。 問題なのはそもそも誤読しているというか、「そこは読み取ろうよ…」が読み取れてない上に「いやその読みは恣意的すぎるんじゃないの」「そ...

  • 問題は、ごんが謝罪を表現し、それを踏まえて「撃つ、撃たない」という選択をする…… という事ができなかった事が大きいし、それがこの作品の味。 ただ、謝ってきた相手を許さな...

  • 元ネタが実話という前提で思ったのは… 「ごんぎつね」なんて何十年も前から国語の教科書に掲載されてる鉄板のネタなわけで、それが今日まで引用元みたいな感想を想定した指導マニ...

    • 何というか、作者に凄くバカにされている気がしてしまって、作品を真面目に考える事が出来なくなってしまうんだよね。 ストーリー自体はハッピーエンドなんだけど、どことなく非...

    • 何というか、作者に凄くバカにされている気がしてしまって、作品を真面目に考える事が出来なくなってしまうんだよね。 ストーリー自体はハッピーエンドなんだけど、どことなく非...

  • http://anond.hatelabo.jp/20130509164627

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