2013-02-27

とことん女性を信用できないイケメンの話

 先に言っておく。今からする話は、「非常に贅沢」だ。なぜなら、ざっくり言ってしまえば「イケメンが、何故自分モテるか分からない」とひたすら愚痴る話だからである

 これを読んで少しでも嫌悪した人は、とっとと読みとばしやがれ。こちとら、ひたすらブヒって現状に安穏としてやがるキモオタものために、わざわざ時間裂いてキーボードぶっ叩いてんじゃない。悪いことは言わない。読まないほうが賢明だ。

 ……などと書いておきながら、かつては僕もデブオタだった。脂肪の塊で、オタだ。いわゆる鍵っ子で、無駄アクティブだった。うぐぅあぅ~うにゅ~と連呼しながら、昭和記念公園バニラアイスを食し、元町商店街スーパー前のベンチで来るはずのない誰かを待つ。ひたすら己の道を行く、オタだった。ちなみに元町商店街にたいやき屋は無い。クレープ屋はあったが、たい焼きは売ってない。うぐぅ。。

 などと言いつつ、色々あってダイエットをした。ぶっちゃけ彼女が欲しかたから。0.1tあった体重を、60㎏代まで落とした。ただ、それでも彼女はできなかった。だから、今度はオシャレに目覚めた。会社の同期や妹(いずれもパンピー)の助けを借りて、それなりの店で服を買い。美容院で髪の毛を切り、ついでに眉毛も整えるようにあり。おかげさまで、それなりのイケメンになった。少なくとも、事あるごとに「笑顔ステキ」とか言われ、行きつけの飲み屋のおばちゃんに「アンタはカッコいいんだから自信持て」と酒おごられる程度には。

 ただし、いかんせん「イケメンだ」っていう自信が持てない。っていうか、「自分を褒めやがる女性」が信用できない。女性自分をほめればほめるほど、自分キラキラお目目で見れば見るほど、相手が信用できなくなる。「こいつら、僕をおだててるけど。その実ドッキリしかけてるんじゃなかろうか」と疑ってしまう。例えば飲み屋女の子。ひたすら物を貢いで金つぎ込んで、アドレスを交換する。で、いざその子からメールがくると「あぁ、この子僕が気前がいいかメールしてんだ」と思ってしまう。んで、一人幻滅する。これが素人、例えばサークルの後輩だろうと同じ。

 だから彼女なんかできっこない。プロアマわず自分に好意を抱く女性に対して、信用できない。お前ら、アタマおかしいんじゃないの、と。なんでこんな僕を「イケメン」とか「きれい」とか言ってんの、と。

 かつての自分に言いたい。痩せればモテる。オシャレになればモテる。単純に信じていた、かつての自分に。いくら見た目を変えようが、モテないものモテない。いくらモテても、信じきれない。むしろキモオタだろうとデブだろうと、モテてるやつはいる。

 ちなみに痩せるから、男にはなぜかモテる。その点にかけては絶対の自信がある。だから、嗜好さえ変えれば幸せになれるんだろうな、と薄々思いつつ。

  • こちとら、ひたすらブヒって現状に安穏としてやがるキモオタどものために、わざわざ時間裂いてキーボードぶっ叩いてんじゃない。 じゃああなたは何の、誰のために貴重な時間を割...

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