2013-02-22

子供への教育上、新聞を取る」という行為新聞部数を下支えしているのでは?

の子が「小学生新聞」を読みたい、と言い出した。

自分日経新聞を取っているが、日経には「朝日小学生新聞」「毎日小学生新聞」に類するモノがない。

強いて言えば、土曜日朝刊の4ページ建て「ニュースクール」のページだが、内容的にはやや高度である

小学5~6年にならないと理解できないような内容。漢字も基本的にルビはない)

別にカネに困っている訳でもないので、まあ仕方ない、小学生新聞を取らざるを得ない、と覚悟しているのだが、

ふと思ったのは、

「このネット時代新聞契約しなくても、特に支障ない」と言われながら、各紙ともに

なんとか生きながらえている、最低限の部数は確保しているのは、実は

「親が、子供への教育対策上、新聞を取っている」という家庭が、意外と多いからではないか

「本を読みなさい」「活字を読みなさい」と子供に言い聞かせるには、まずは親が範を示す必要がある。

子供へ「示しを付ける」がために、新聞を購読する、という世帯が、案外多い気がする。

もっとストレートに、「中学・高校・大学受験に出るから新聞読みなさい」と子に勧める親もいるだろう。

朝日新聞は、露骨受験対策を前面に打ち出した宣伝している)

親という生き物は、子供の為には、カネを惜しまない傾向にあるから新聞社親心理につけこめば、

しばらくは生き永らえるだろう。

実は「環境商品」も、これに似ている。

いわゆるスマートハウスとか、太陽光発電とか、屋上緑化とか、

電気代がトクになるから」と損得勘定で導入する人も確かにいることはいるが、

イニシャルコストの割高さを考慮すると、後々のランニングコスト削減でも取り戻しきれないケース、

まり「トータルでは損してしまうケース」も結構多い。

にもかかわらず、損してしま環境商品を購入する層が、一定比率存在する。

「多少身銭を切ってでも、環境に貢献したい」という崇高な精神の現れ、と評価できるのだが、

その背後には「子供の手前、立派な親を演じたい」という親心があるケースも多い。

  • 新聞紙という紙デバイスが持つアドバンテージも大きいかもね。    新聞紙 携帯・ノートPC 水没させた場合 その日の新聞が読めなくなるのみ、翌日の新聞は翌日に届く。...

    • 元増田だが、子供の場合「新聞紙を破る」「新聞紙に落書きする」が大好き。 特にウチは下の子がいるので、彼の新聞紙の扱い方はメチャクチャである。 新聞「紙」だからまだいいも...

      • http://anond.hatelabo.jp/20130223010422 紙デバイスならではの優位性を書かれていて、成程なあ、と思ってしまった。 誰しも、小学校時代に、教科書やノートに落書きした思い出はあるだろう。 ...

        • 電子書籍に落書きしまくれるアプリは既にあるぞ。むしろ消したり、写真を切り貼りしたり、嫌になったら後腐れなく消せたり出来る分、落書きというジャンルでも電子書籍の方が優れ...

          • 横だけど、電子書籍は、専門書を扱うには解像度が低すぎるんだよな…。 黒鉛の粒子で書き込みできるくらいの解像度が欲しい。

          • 元増田だが、土日は子供の相手でレスできないんだ、済まない。 >電子書籍に落書きしまくれるアプリは既にあるぞ。 >むしろ消したり、写真を切り貼りしたり、嫌になったら後腐れ...

  • 絵本の売上があまり減ってない点にも共通するのかも。 絵本の「なか見」サイトなんてのもあるが、こういうサービスが成立するのは、 「なか見するのは母親だが、絵本を見せたい相...

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