2013-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20130203155847

 なんか、さっきと相手が変わったような気がするけど、まあいいや。

 その「左翼」の側から言わせてもらえれば、軍事歴史をセットにしているのはむしろ右翼」の側のように見える。「河野談話の見直し」とか言わずに、普通に安全保障の問題として論じてくれれば、もう少し抵抗なく話が聞けるような気がするのだが。まあ、過去の人侵害にきちんと向きあおうとしない人たちは、今後も発生しうる人権問題にも向きあおうとしないんだろうとは思うけどね。やたらと国民を縛ろうとする改憲案が自民党から出てきたのも、同党の歴史認識と無関係ではないと思っている。

 むろん、領土問題特に竹島の帰属問題に関しては韓国側は歴史問題として位置づけようとする。が、「左翼」の主流は、竹島の帰属に関する歴史認識を問題にしているわけではない。領土問題に関しては双方に言い分があるのは当然で、その点に関しては別に韓国同調しようとは思わない。

 それにしても、ここでの「左翼」というカテゴリーは何を意味するんだろうね。一般の用語法では、富の再分配に賛成なのが左翼、反対なのが右翼ということになるのだが、ネット界隈ではおもに歴史認識左翼右翼とが分断されるような気がする。もっと年配の左翼の人たち(いわゆる代々木系)と話していると、なんというか全て新自由主義が悪くて、その総本山たるアメリカが良くないみたいな話になることが多い。また、彼らの歴史認識では、戦前日本に関してはとにかく軍部いかんという話になるわけだが、それはそれで一種の思考停止なんではないかとも思うんだよな。

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