■声優ってもっと幅広く起用できないの？

ある声優に人気が出始めたら

あっという間にあらゆる作品にその人ばっかり出るようになる、

みたいな風潮はなんなの？

たいして声優に興味が無い自分でも

花澤某、沢城某、杉田某…あたりの今の売れっ子は記憶してしまった。

アニメはもちろん、家庭用ゲームもブラウザゲームもどれもこれも

主人公グループは見覚えのありすぎる面子で固まっている。

別に今挙げた人達の演技に文句があるわけじゃない。

みんな上手いと思う。

でもなんでこう、人気が出たらその人ばっかになるんだろうか。

声優ってもっとたくさん居るんでしょ？

新しい作品のキャラの声を一つ一つ考えるとき、

本当に売れっ子声優が役にベストマッチだったから起用してるんだろうか？

ちゃんと考えてない、独自の拘りがない、仕事を楽しんでない起用責任者が多いだけなんじゃないだろうか。

拘りがないから「最近人気ある」という

反対されにくい理由だけでキャスティングする。

こなし仕事の結果としてその時よく見かける声優だらけになる。

「あの声優には（普段と違う）こんな役の方が合うんだー」とか

「売れてない声優だけど光るもんがある、この作品で人気声優にしてやるー」とか

仕事に拘りを入れると入れるほど

考える事が多くなって面倒臭くなるし、責任が増す。

たまに、

拘りを持った「よく見かけない」声優キャスティングが成功して

その起用された若手声優の人気が出始めると、

それを見てた拘りのない起用者が殺到して

アンパイ選択としてその若手声優ばっかり使うようになる。

拘りのある起用は業界全体のパイ的なものを大きくするのに対して

拘りのない・リスクや手間を回避する追随者はパイを食って減らすだけだ。

長くなったけど結論的な疑念として、

「一度流行るとその声優ばっかりになるのは

　キャスティング責任者にこなし仕事してる奴が多いからなんじゃないのか」

と。

どうなんだろう？

Permalink | 記事への反応(6) | 20:01

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