2012-12-02

選挙の俺的まとめ

今回の選挙は、郵政とか、政権交代とか、なにか争点があるわけじゃなくて、解散する約束だったから解散した、それだけの話なんだよな。

ネタとしてヤンキー先生vs高学歴吉本芸人とか面白いけどさ。

年金消費税

結局のところ、消費税年金の問題は三党合意があるから、民自公で一枚岩。

維新の会だって対立どころか積極的だし。

景気弾力条項、そんなものがあろうがなかろうが、どういう順番で実行するかだけの話だから、どっちが政権をとっても大差なし。

個人的には、自民党のほうが良ルートを取れる気がするんだが、最良ルート洗濯して運が重なってなんとかうまくいくっていう甘甘な見通しなわけで。

増税分全部突っ込んだってほんとは足りないしけど、景気が回復して税収が上がれば足りるかも!みたいな。

インフレして物価賃金が上がれば、年金保険料も多く徴収できて、消費税収もそこに突っ込んで、一方で給付額はあまり増やさずに微増にすれば、なんとか立ち直る、とかいう話。

実際、マクロスライドなんてやれるのか?

いざマクロスライド発動したら、「物価上がってんのに給付額は増やさねぇなんてふざけんな!」って高齢者から文句がついて、翻るんじゃないの?

原発

どうせどの政党政権をとったって、原発は再稼働せざるをえないし、せいぜいそれが数週間早いかいかの問題。

比較原発推進派の自民だって、新たに原発の設置は厳しいよ。

新たに用地買収はきついし、俺が電力会社社長だって、「作っていいよ」と言われたってそんないつはしご外されるかわからない話は断る。

景気対策

日銀砲の改正には程度の差こそあれ、自民民主維新の会みんなの党も積極的。

若者雇用に興味はあるけど、「正社員以外の雇用形態は全部禁止」な共産社民キチガイ案と、「雇用の流動化促進」の維新の会みんなの党の逆転の発想を、自民民主あたりが悪魔合体させて、一生安泰の正社員永久に非正規の二つの階層を作る最悪のものにするんだろう。

外交

外交問題はなるようにしかならん感じがする。

韓国はおいといて、アメリカ中国も、軍事面じゃずっと上、経済だって抜かれちまったんだもん、日本の取るべき態度は弱気自民)、すごく弱気民主)、すごくすごく弱気社民)、毅然とした態度=口だけ(石原共産)の三択しかない。

TPPは遅かれ早かれ席につかされるだろう。

交渉の席でどれだけごねられるか、そんな程度。

はいえ、自民党有権者に媚びてTPPにはあまり言及しないようだけど。

ロシアなら俺!」と鈴木宗男、「中国ならワタシ!」と田中真紀子が騒ぐけど、どうせ野党の一議員しかないし。

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