2012-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20121023070526

佐野はそういう風には書いていないだろう。ただし橋下がそのように攻撃するのも、戦術上は当然の話。

そこの理論武装が出来ていないから、叩かれればひっこめざるを得なくなっただけ。

角栄は、何が書かれようが、公人ならば仕方がないと割り切っていた。角栄失脚の原因となった立花隆レポートにしても、反論はしても立花自身には敬意を示していた。

いわば前世代のそうした政治家の度量、言ってみれば「品格」に頼り切ってルポルタージュ作家仕事をしていたわけで、「品格?そんなものは知らん」とちゃぶ台をひっくり返す恥も外聞もない橋下のような政治家が出てくると簡単に手玉にとられてしまう。

それは、結局、佐野を含むルポ作家が、何を書くべきか、どこまでを書くべきか、どう書くべきか、きちんと理論武装考察を重ねることを怠ってきたから。

から橋下のような態度をとられると、「品格がない」とかどうしたとか、自分が批判した相手に自分に対して配慮を示すことを求めるような、感情論的な無様な批判しかできない。

それが問題の本質

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