2012-09-18

ランキング一位店への勝ち馬消費】

妻の親(関西在住)が、

「この前テレビで、全国2位の人気店と紹介されていた、東池袋大勝軒に行きたい」と言い出した。

孫の幼稚園の敬老イベントに合わせて上京するついでに、食べてくると言う。

・・・しかし、自分は、大勝軒系の店は、

「魚介系つけ麺、濃厚味スープボリュームが売りの店」で、

関西系のあっさり味覚好きな高齢者には、合わないのでは・・・と内心思っていた。

が、実の親じゃない、ということもあり、

「やめた方がいいよ」と言い出せないまま、結局食べに行ったらしい。

で、案の状、妻の親は「ボリュームや味覚のミスマッチ体感し」、文句言っていた次第。

まあ無理やり引き止めなかった自分も何なんだが、

こういう「全国第1位、第2位」とランキングに登場した「有名店」というのは、

必ずしも「その味覚が好き」という人以外も、結果として押し寄せてしまうんだな、と感じた。

いわば

ランキングの店だから、話題の種として、食べてみよう」という

「話題消費」「ネタ消費」である

別の言い方すれば、「他の人が食べているから、自分も」という

勝ち馬に乗る消費」とも言える。

今回はラーメンから、実害は1,000円程度と少ないが、

トヨタ自動車トップメーカーからトヨタ車を買う」とか

「住んでみたい街ナンバーワンだから吉祥寺に住む」

のように、「ランキングに左右されて、高額消費をする」という消費行動も、案外バカにならないんだろう。

自分だったら、1駅隣の三鷹駅の方が、始発駅で座って通勤できるし、特別快速も停車するから

そっちの方が便利、と判断するのだが、「ナンバーワンブランドを盲信して、吉祥寺を選ぶ」という

人も、結構多いんだろうなあ・・

  • 「魚介系つけ麺、濃厚味スープ、ボリュームが売りの店」 いや、魚介系でも濃厚でもないだろ。 簡単に暖簾分け名乗れるから中にはそういう店もあるかもしれないけど。

  • http://himasoku123.blogspot.jp/2012/06/blog-post_2741.html それを利用してくだらないものを売りつける、という話

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