元はてな・GREEのプログラマ 伊藤直也が語る、ソーシャルメディアの功罪。[後編]│CAREER HACK
僕個人としては、もしもう一度インターネットのメディアを作るのであれば、Facebook的なものとは真逆にあるやっぱり半匿名的なところにフォーカスしていくだろうと思いますね。完全な匿名までいくとちょっと行き過ぎな気がするので、半匿名くらいのスタンスで。リアルグラフに基づいたサービスでは起こり得ない、もっと“インターネットっぽい話”ができるメディアのほうが個人的には面白いんじゃないかと思っています。
(おわり)
このid:naoyaさんのインタビューにある「半匿名」についての考案。アイデア。
半匿名とは匿名だけど「実はあのユーザー、私なんです」と後からリアルで打ち明けられるようなシステムだろう。
ユーザー名は無くていい。なまじ名前を登録できると他のサイトのアカウントと結び付けるのが慣例になってしまう。それは匿名ではない。
でもその人が書いたことやアクティビティは一覧できたり、あるいは名も知らぬユーザーにマークをつけておくと、ふと見つけた投稿にそのマークが付いてたりする。
そこで自分なりの呼び方を登録できるのもいい。相手は「自分がなんて呼ばれているのか」分かる。
だから名前があるのはそれなりに認められた有名人。「有名人」の言葉通り名の有る人。
技術上制限できないので、自分で名乗ってしまうこともできるがそれも半匿名の一面。コテハンやP名と似ている。
与えられた名前を名乗るか名乗らないか、またどんな名前を名乗るかという選択は本人次第。なんら強制されない。
…ように仕向けるシステムでした。
(おわり)