2012-07-21

素人がやってみた借金の取り立て

約1ヶ月前に知り合いに100万円ほどお金を貸して返って来なくなった。

先日なんだかんだで返ってきて、自分なりに頑張ったので誰かに自慢したいのだが

なかなか人に話せることでもないのでここでどう回収したのか吐露させてもらいたい。

毎日電話をする

返済が滞りだしたら、わざわざ相手から電話なんてかかってきません。毎日電話しましょう。

今回は他の債権者がいたかどうかわかりませんが、他の債権者より厄介だと思わせないとなめられると思い頑張りました。

連絡をとったら必ず、次の約束の日時を決める

今日中に振り込みますー」なんて言われても、まずウソです。

それに今日の何時かわからないとこちらがイライラすることになります

また「あとでまた連絡します」という返事もよくありましたがこれもウソです。

必ず、”何時”というところまで約束をし、約束が破られればすぐに電話します。

電話や会って話した内容は録音する

最初は借用書がなかったのですごく焦りました。

とりあえず相手との会話を録音し

「いま貸している○○万円は○日までに返してもらえるんですね?」「はい

「返すつもりはあるんですね?」「はい

といった証拠になる会話を集めました。これでかなり心理的に楽になりました。

iPhoneは通話の録音ができないので注意しましょう)

記録をする

紙に記録をしましょう。人間忘れやすものですので「○月○日に返済の約束をした」、「○月○日 ○○という理由で返済がなかった」といった記録を紙に残します。

裁判でも有利になるでしょうし、相手のウソを記録しておき後で

「○日にあなたはこう言いましたが、約束をやぶりますしたね?」

と、事実に基づいて追い込むことで交渉を有利に出来ます

できるだけ証拠がのこるメールでやりとりができるとなお良いでしょう。

相手の住所を抑える

連絡がやばくなってきたなと思った段階で相手の住所を調べました。

今回の場合は幸いにも会社の代表者だったので登記簿に掲載されていました

登記簿は紙で入らない場合ネットで取得できますhttp://www1.touki.or.jp/

これまでの演出で「こいつ怒らせたら絶対に家に来ちゃうな」と思わせておくことも大切です。

請求書・電報内容証明を送る

請求書や電報に直接意味はありませんが、既婚者等の場合は家バレを恐れるため有効でしょう。

内容証明は相手が受け取れば、相手が内容を読んだという証拠に使えます

”○日までに返済期限とする。意義がある場合は書面で連絡をすること”

というような内容をいれておけば多少効果があるでしょう。

請求書もネットから郵送できるサービスはありますし、電報ネットから出来ます

また内容証明ネットから送れます

ただし家への連絡や内容証明は完全に敵対すると同時に相手を追い詰めることになるかもしれないので、慎重に使うといいでしょう。

借用書をもらう

本来なら最初にもらうべきでしたが、信用していた人でしたし、すぐに返済ということでもらっていませんでした。

まずは今すぐメールで送ってくださいと言う形でメールでもらい、後日郵送でもらいました。

できだけ連帯保証人をつけてもらいましょう。

とりあえず返してもらう

連絡がとれたらとにかく返してもらいます。1円も返せない人というのはいません。

「いまいくら払えるんですか?何時までに払えるんですか?」と必ず約束しましょう

公証役場に行く

お金が返ってこない場合裁判をして差し押さえをしてもらうということになるのが普通なのですが

これが非常に時間が掛かるし、そもそも面倒くさい。

なので今回はやりませんでしたが、公証役場で借用書を公正証書にしてもらうといいでしょう。

公正証書にしてもらうと、契約が破られた場合裁判をなしで差し押さえ強制執行ができるようになります

まとめ

今回僕が得た教訓は以下のようなものです

  • 一つ一つ確実に約束果たしてもらう
  • 捕まえたら1円でもいいから必ず返してもらう
  • 相手に他の債権者より面倒だと思わせる
  • 相手にこいつは無視できない本気だと思わせる

まあ一番はお金を貸さないってことですけどね。

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