2012-06-13

ここ11年くらい父とまともに会話していない。

一緒に暮らしているけれど挨拶すらしない。目も合わせない。

2行前に「父」と変換しようとしたら真っ先に「遅々」と出てくるくらい、

自分の生活の中に父がいない。

会話というか、申し立てならしたことがある。

もっと責任を持ってほしい」と。

父は働いているけれど、家にお金を一切入れていない。

私が生まれる前も生まれた後も、食費や光熱費新聞代や子供の学費や医療費、すべて母が出してきた。

今は私も稼げるようになったので、微力ながら家計を支えることができるけれど、

私が学生時代のころは本当に大変だった。

母は契約社員で、めちゃくちゃ稼げるというわけでもなかったので、

私がアルバイトをいくらしても家にお金が足りなかった。

父は食費も出さないのにきちんと食事をし、新聞代も払わないのに新聞を読み、

光熱費も払わないのにテレビパソコンを使い、悠々自適暮らしていたのに。

さすがにひどすぎるので母が「離婚したい」というと、

「じゃあ金を出せ」とやたら高額な手切れ金を要求してくるため、

母は未だに離婚できないままでいる。

もっと責任を持ってほしい」と父に申し立てをしたとき

すでに父は酔っぱらっていた。

家にいるときは大抵酒を飲んでいるので、

私は酔っぱらった父の姿しか知らない。

責任って、何に」と聞かれたので、

自分家族に対して、自分の子供に対して」と答えたら、

「俺はお前らのことなんかどうなろうが知ったこっちゃない」と返された。

よくドラマで、「お前なんか俺の子供じゃない」と言われて子供がひどく傷つく、という

お話があるけど、あれを言われて傷つかない子どもって本当にいないと思う。

自分が作った子供に対して責任が持てないのなら、きっと職場自分仕事にも責任が持てないのだろうね」

純粋に思ったことを言ったら、「うるせえ」という怒号と共に皿を投げつけられた。

皿は私が座っていた木の椅子の背もたれ部分に横向きに刺さった。

それ以来父とは話していない。

家族は大切にとよく言われる。

私の会話の中に父の影がないので、学校先生職場上司心配してそう言ってくれる。

お父さんにも優しくしてあげないと、とか

家族の中で自分だけ男だからさみしいと思うよ、とか

反抗期引きずってるの? とか

笑いながらそうですねーとか、悪いとは思うんですよーなんて言って受け流すたびに内臓がえぐれるように痛む。

私には育ててくれた父はいません、生まれてきたことすら否定されていますと泣き喚きたくなる。

なのにそんなひどいことを言うのか、と。

自分の生活の中に父はいない。

けれど確実に私の中には父の血が流れている。

こればかりは絶対に断ち切れない。

親子のつながりを断ち切れない以上、この鈍く重たい気持ちも捨て切ることはできない。

それが家族ということだから

私がこんなに苦しいのは、

きっと先生上司が言っていたように家族を大切にできなかった罰なんだろう。

  • 一般論として、そういう粗大ゴミを大事にする云われはどこにもないし、それを大事にしなかったことについて元増田が気に病む必要もないと思われるのであるが。 ここに書くより弁護...

  • お父さんのありのままの姿を愛してください それが結果的にあなたを救うことになります

  • どんな親父か説明してやったら、あなたに説教した人はそんな親父綺麗に縁を切って捨てろ、助けを求めてきても情をかけちゃいかんって言うと思うわ。 あなたの変な父親じゃないです...

  • 増田がこれを罰と感じているなら、せいぜい幸せな家庭を築いて自分の子には増田と同じ気持ちにさせないことが一番の償いだからね。

  • さっさと弁護士雇って離婚させろ

  • あーうちの父親も家に金を入れたことなんかなかったよ。 たまの外食のときくらいは金を払ってたけどね。

  • うまいこと言えないけど、似たような境遇で父は無いものとして育ったものです。 親を無条件で愛せとかは、無条件に愛された子供にしかできんよね。 加藤諦三という人の本で読んだ...

  • たぶんというか、実際に本当にオヤジの子供じゃないんじゃねーの。 それかもう母親の事嫌いだったのに無理矢理子供作られて無理矢理結婚させられたとかね。

  • お父さんの老後が楽しみだね♪ お前20年後楽しみにしてろよって重圧かけてやれよ。 自分が悪くないのに自分を責めるなよクズが。 お前みたいな連中がいるから日本の対外政策は悪くな...

  • 今は保留でも何とかやっていけているけれど、 もしも10年後、20年後になって老後の面倒を見なくてはならない立場になってしまったら どうしたらいいのかとふと思う。 育児を放棄した...

  • 自分も増田と同じような家庭で育った。 ちょっと違うのは、父親が無職のうえ、軽犯罪者だったこと、それと自殺したこと。 父親が生きてた頃は、自分に同じ血が流れている上、顔まで...

  • 自分も増田と同じような家庭で育った。 ちょっと違うのは、父親が無職のうえ、軽犯罪者だったこと、それと自殺したこと。 父親が生きてた頃は、自分に同じ血が流れている上、顔まで...

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