2012-02-03

幸せ」=「他人の不幸」

世の中に自分より不幸な人がいないと、自分幸せを実感できないよね。

「(世の中には天涯孤独の人もいるのに)私は家族に囲まれて幸せだ」

「(世の中には飢えて死ぬ人もいるのに)私は腹いっぱいご飯が食べられて幸せだ」

「(世の中には誰からも愛されない人もいるのに)私は彼/彼女に愛されて幸せだ」

宗教を信じれば幸せになれる、という人もいるけど、

「(世の中には神を信じず不幸になって地獄に堕ちる人もいるのに)私は神を信じられて幸せだ」

という感じで、自分より不幸になる人がいることを信じた結果。

「この幸せがずっと続けばいいのに」というのも、「世の中の誰かがずっと私より不幸であればいいのに」ってことだよね。

直接自分と関係ある人じゃなくても、地球の裏側あたりで自分より不幸な人がいるだけで、

「(地球の裏側のあの人達に比べたら)私はなんて幸せなんだろう」って思うし、

生まれた国や家庭で不幸が固定されたら、自分がその人達のように不幸になることはないから、ずっと幸せでいられる。

差別」や「格差」が「幸せ」を生んでるんじゃないか、とすら思う。

世の中から不幸な人がいなくなったら、同時に幸せな人もいなくなるんじゃないか

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん