2011-11-24

30超えて童貞という理由で交際を躊躇する私は最低か

お見合いで紹介してもらった相手は35歳で童貞だった。

風俗経験がなく完全な童貞だという。

本人がそう言った。

ああやっぱりそうかという気持ちもあり同時に反射的に「きもい」と拒否感を覚えてしまった私は最低だろうか。

形式とか属性とかで他人を評価することは私が最も嫌うところであるが、

35年間どの女性にも一瞬でも愛されたことがない、

恐らく嫌悪されていたのであろう彼のこれまでの人生がとどめる術もなく想起されると、

同情と軽侮を禁じ得なかった。

誰か一人にでも愛されるための努力放棄してきた怠慢さ、

努力したとしても叶えられなかったのだとすれば、

遺伝子継承するという生物として最も基本的な権利創造主から剥奪され自然から見放された「非生物であることの証左、

実力に不相応なプライドを口実として商業的に体験するための金を稼ぐ努力すらも惜しむ怠惰さ、

そしてその怠慢さ或いは非生物性を帳消しにするためのお見合い市場という在庫一掃処分セールへの参入、

そして誰からも見初められずに売れ残った質の悪い商品を購入する貧乏人の自分

そして購入する自分もそれ相応の価値しかないことが直ちに脳裡に浮かび上がり、

この結婚は互いにとって不幸への第一歩なのではないかという疑念に駆られた。

本人の本質的内面を知らずに皮相的な条件から判断しようとしている自分自己嫌悪の念を覚えている。

そしてこのような唾棄すべき感情を抱えながら彼と対峙すること自体が、

彼との円滑な交際を阻害する要因となるような予感もしている。

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