2011-10-30

服屋の店員について

私は服を選ぶのが好きである

ファッション雑誌を見れば、あれが欲しいこれが欲しいと尽きることはないし、友人がかわいい服を着ていれば、それが欲しくなったりもする。

から、服を買いに行くのは好きだけれど、それには一つ問題がある。服屋の店員が苦手なことだ。

ちょっと服を見ていると、背後に気配がする。あれとこれとどっちにしようと選んでいたら、声をかけられる。

「それどうですか」「これ新作なんですよ」「今この色がはやりでー」

声をかけられたら、無視をするわけにもいかないので、選んでいた手を止め、愛想笑いをし、そうですね……と頷いて逃げる。

服を選ぶときは、自分の持ち物と合うか考えて、値段も見て、それでやっと買う決心がつく。

そこで声をかけられて色々な商品を紹介されると、判断力も鈍ってしまうし、買うつもりのなかったときでも、買わなくてはいけないような気になってしまう。

これは私が人見知りだからなのか?と思っていたのだけれど、周りの友人に聞いてみると、店員の声かけが苦手な人は多かった。

声をかけるのが店員の仕事なのだろうし、仕方ないのは分かっている。

それでももし、「声かけをしません」と宣言してくれる店があるなら、私はそこに行きたいし、そういう店がたまにあってもいいのでは、と思ってしまう。

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