2011-10-05

政治献金天下りごっつぁん記者の合理性

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1109/29/news007.html

ビジネス手法に問題のある企業が大手マスメディアの幹部を豪華な接待に誘って口封じを行っていたというお話

なるほど、政治家政治献金で、官僚機構天下りで、利益供与を行って自己保身を図るようにマスメディアに対しても幹部への接待という利益供与手法があるって訳だ。

さて、これら(含む、第四の)権力層に貸しを作って自己利益を図る方法コストがどの程度かというと、天下りを受け入れたところで一人一億程度、政治献金はせいぜい一千万ごっつぁん記者もせいぜい数千万台前半だろう。

で、それに伴う見返りはどうか?

天下りを定常的に受け入れ続けた東京電力は未だに健在だ。ごっつぁん記者マスコミ各社に増やしまくる事で広告費と同等、いやコストパフォーマンスを考えれば広告費引っ込める脅しよりも強力なメリットが働く。ま、政治献金に関しては「払うことで口利きしてもらえる」よりも「払わないと仕事が来ない」って保険的ケースもあるようだが。小沢とか。

何が言いたいかというと、こうした権力層へ利益供与を行って便宜を暗に要求する行為が、倫理性はさておき、経済的には極めて合理的な行為である事が伺える。広告費の数パーセントのカネで、お目こぼしが買えるなら安いものだ。

まあ、中国じゃあ地方政府にまで袖の下を通さないと工場建設許可さえ下りないっていうし、アジアに於ける腐敗の典型を、日本もまた、辿ってますよってことがよく判りますね。

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