2011-06-08

ウェブコミュニケーションができない

ウェブ関連のものを作るという職業柄、ウェブ上でのコミュニケーションを余儀なくされているけど、毎日Twitterに心情を書き込んだり Facebookでお互いをほめ合ったり、というコミュニケーションがどうしても肌に合わない。なぜしないのか、と聞かれるので自分なりに考えた結論を書いてみた。

人の事に興味が湧かない

絶えず流れてくる、誰がどこで何をしているか、という情報に正直うんざりしてしまう。人と繋がらなくては生きていけないというけれど、はりめぐされた情報毎日目を通し、自分はここにいる、と主張しなければ生きていけないのだろうか、と思ってしまう。


人を日常的に褒めるということが無理

「すごいねー」みたいな言葉を軽々しく口にする人より、簡単に人を褒めない人こそ信頼できる。相手を気持ちよくさせることよりも相手の痛いところを柔らかく突いてくるような人がセンスのある人だと思う。自分を気持ちよくさせてくれる人間しか周りにいない人はつまらない人だから


モテたいという欲求がない

誰でもモテたいと思っているっていわれるけど、多くの人に注目されたいとか、ちやほやされたいという欲求が自分はない。ものを作る人間にとってそれはどうなの、と思うかもしれないけど、単純に人のためにものを作っているのであって、自分利益名誉のためにものを作る、という感覚がない。若い頃はそういう気持ちもあったのかもしれないけど、わりと今は作るということに対してピュアに向き合えるようになってどうでもよくなった。

要するに、人の注目を自分に集めることが最終的な目的である人とは基本的に合わないし、おそらくお互いに理解できない。震災後、そういうことを改めて思った。

  • 人の興味を惹かない 自分を気持ちよくさせてくれる人間が周りにいない モテない ということと表裏一体なのかなと思った

  • http://anond.hatelabo.jp/20110608073634 これに関連して、荒木飛呂彦先生が「スティール・ボール・ラン」23巻の巻頭でこんなことを書いていたので引用しておく。 最近、気になる事は「パフ...

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