おれのことかと思って鳥肌たったわ。
でもおれはろくでもないしょぼくれた寂しい人生を歩んでるから安心してくれ。
それにおれは結局両方失った。
全てが終わったときに一人だったわ。
いや、失ったというのは都合のいい言い方だったわ。
自ら捨てたんだ。
そのくせ今でもその事を悔いて、おセンチになったりしてる。
捨てた女が忘れられないでいる。
どちらももう新しい人生を歩んでいるのに。
人間のクズだ。おれは。
最初からクズだったわ。
今ではいっしょに映画をみて笑ってくれるヒトもいない。
会社と家をいったりきたりするだけ。
冷めたコンビニの弁当を流しこんで、眠るだけ。
風呂を洗ってくれるヒトもいない。
脱ぎ散らかした服をたたんでくれるヒトもいない。
布団に潜り込めば、幸せだと思い込んでいた時期が走馬灯のように巡って眠れない。
携帯電話を何度も手にとってはため息を吐いて諦める。
そういう人生を歩んでるから、元増田は安心して眠るといいよ。
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