2011-03-13

今後落ち着いたら震災復興ボランティアに行こうと思われている方に

西川貴教氏のツイートによると、

http://twitter.com/TMR15/status/46369649394327552

「(阪神大震災時)現場の助けになりたいと気持ちだけで被災地にいらっしゃる方が多く、

 逆に被災地の貴重な食料等の支援物資を費やしてしまうといった事があった様です

 地域の窓口やボランティアセンターに問い合わせてからにして下さい」

とのこと。

コレを読んでボランティアについて思ったことを書きます。文章書きなれていないので読みにくい文章であると思いますがご容赦ください。

私は震災神戸の近くにある西宮という場所で被災しました

その時の経験から言えば、ボランティアの人のうち8割は本当にいい人でした

2割の方も、わざわざボランティアに来てくださったくらいでから悪い人ではなかったのでしょうが、

知識や管理不足のせいか、少し問題がある行動が多くみられました

気持ちが焦っていたのか、自分の思い通りにやりたいという気持ちが強すぎたのかわかりませんが、

傷ついている人に命令したり、なかなか動けない人に心無い言葉を浴びせたり、

たちいってはいけない地域に寄って帰って来なかったりして現場を混乱させている人がいました

救助される側の立場として、どうしてもそういった「援助」の名のもとに行われる行動や命令に対して

嫌だとかもう少し待ってくれ、など言い難く黙ってしたがっていましたが、でも少し悲しい思いをしました

(また、一部の場所に人が非常に多く集まっている一方で、助けが必要な場所全然人が来なかったり

 助けを求めても応じてもらえないようなことがあったという伝聞もありました。これは正確ではありません)

ボランティアの方も、私たち同様、あの被災地において、常に冷静でいることは難しいと思います。

あまりに悲惨な状況を見て、手当たりしだい何か行動しなければ、という気持ちになると思います。

から、その時のボランティアさんを責める気持ちは全くありませんし、むしろ感謝しています。

ただし、善意から来られた方でも、自由に行動しているだけでは必ずしも良い結果はならない、とあの時学びました

特に、支援を受ける側は文句が言えないので、よほど気を使わないと、押しつけになってしまいます。

きちんと被災者側の要望やつらい思いを受けつける人が間にたって、その人を中心に活動が行われないと

表面上はうまくいっていても、内面的にわだかまりが生じてしまうような気がします。

せっかく支援に来ていただいて、こちらもそのことに感謝しているのにうまくいかない。そういう結果になってほしくないです。支援する側される側の間には、どうしても眼に見えない上下関係のようなものが発生します。あるいは強者と弱者の関係のようなものになってしまいます。家がなくなったり、共同体がなくなったりしてよって立つべ場所がない被災者側としてはどうしても他人を最初は怯え、警戒してしまいます。相手が良い人であると頭では分かっていても、信頼したいと思っても、余裕が全くない状態では難しいです。「そんなことないよ、同じ人として対等だよ」というキレイゴトは抜きにして、そのどうしようもない前提をもとにコミュニケーションのあり方を模索して欲しいと思います。私たちが最も安心していろんなことを相談できたのは、「任務」として来られている自衛隊の方でした最初は、ある程度明確な仕切り、身分証明があったほうが、かえってコミュニケーションが取りやすかったです

せっかく善意で来られた方に対して、疑いや警戒を示したり、励ましの声を素直に受け止められなかったりした人は多かったと思います。

そして、善意で来られた方の中に、私たちのそういう態度に傷ついてしまった人が多いと思います。

でも、できれば「今は異常事態だから善意や信頼が自然には芽生えにくい状況」であるという前提で行動して欲しいです

まず現地での所属を明確にし、決められた作業任務内容を明確にして行動してください。出来る限り不安を与えないように、身分を証明するものがあるといいと思います。

そして、決められた内容以外は現地の人に求められない限り勝手にやろうとしないでください。善意であってもテリトリーはいられると不安になってしまいます。

声かけは、態度では表せないかもしれませんがありがたいものですから、出来れば積極的にやってください。などなど。

もっとも、阪神大震災時の教訓からボランティア組織する方法論のようなものがだいぶ蓄積され、今ではボランティアネットワーク化を支援するNPOなども存在するようです

今は、そういう人たちの指示にしたがって行動すれば大丈夫なのではないかとおもいます。

私も4月に入ったら休暇をとって支援に行くつもりです阪神大震災時とはだいぶ時代が変わっているので今どうやって行動するかの指針は私にはわかりません。

できれば基本的な情報グーグルさんなどを活用して確認した上で行動したいしtwitterなどのツールを活用して情報連絡は綿密にしながら活動できたらいいなと思います。

そうはいってもそのボランティアが持っておくべき基本的な情報とはどういうものかもよくわかっていません。

私にあるのは震災時、救助される側としての経験で、支援をした経験はないのです

ですから、私のようなボランティア志願者が、現地につく前にどのような準備をするべきか、現地についたら、どのような手続きをとって、どういう指揮系統下に入るか、

どういう作業が出来る人が不足していて要求されているのかなどがわかる仕組みがどこかにあればいいですね。

もしご存じの方がいらっしゃったらこの記事などの返信で教えていただけないでしょうか。

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    http://chodo.posterous.com/45938410 今回の震災で、被災した人の役に立ちたい、被災地のために何かをしたい、と感じている若い人達がたくさんいると思う。でも慌てないで欲しい。今、あなた...

    • http://anond.hatelabo.jp/20110315084736

      あなたのような心優しい人は必要。 だけども、現実はたいてい半ばで飽きてやめちゃうんだよね。天災の度にどれだけこういう人達が沸いたか。今の情熱のデカさより、継続し続ける...

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