2011-03-07

女子高生電車で合法的に密着をする方法!

とかはどうでもいいんだけど、現代人は会社奴隷であり、

朝早く起きてギュウギュウの電車に揺られ、悪態をつく上司

言う事を聞きつつ、正論を言ったら干されるのでぐっと堪え、

取引先のタヌキにも頭を下げつつも、さらに新人に陰口をたたかれ、

夜中22時まで残業して家に帰る時はヘロヘロになって、

でも妻に奉仕しなきゃまた喧嘩になったり発言小町に書かれるから

無言で食器洗いも手伝って、豚と化した妻の背中をもんでやり、

安い発泡酒で我慢して、それで寝る。

起きたらまたギュウギュウの電車に揺られ、

大量の資料と、上司の考えたわけのわからん企画を

パワポでまとめなきゃいけなくて、モニタの前で

今朝の電車で触れた女子高生の匂いを反芻する。牛のごとく何度も。

そんなこんなで稼いだ金がどこに消えるかと言うと、

まずほとんどが資本家だったり、あと役員手当とか、

カエルたい上司給料に上納されてしまい、残った中から

さらに国から搾り取られ、さらに妻や子や、住宅ローンやら

保険やらで手に残るのはまさに粟やひえの如くなり。

こんな生活やっとられるか!とコードレスマウス上司

ケツにぶちこんでやろうかと思ったりするんだけど、

そんな勇気はもちろんの事、クビになっても転職して成功するスキルなどがないので、

休みモニタの前で、「たまごや」の弁当のおかずのすき焼きを味わい、

わずかな幸せをかみしめる。そんな日々。

たとえばここに200年後の世界から未来人が来たとして、

「きみは資本主義奴隷だね」と言われたとしても、「はい」としか

答えることが出来ないわけで。

未来人は続けて、

歴史教科書で読んだんだけどさ、20世紀後半から21世紀半ばにかけて、

資本主義という合法的な奴隷社会を作ったんだってね。

非常によくできたシステムで、奴隷奴隷だと思わせない所が

画期的だったんだってね。いや、むしろサラリーマン勝ち組とか

そんな奴隷がすばらしいたい価値観さえ流行っていたとか。

ピラミッドなんてチャチに見えてしまうような巨大な建物

数えきれないほど奴隷に作らせたり、資本家が潤うために

ギュウギュウの乗り物に押し込められても文句を言わせない

優秀な奴隷社会だったんだってね」

と言ったとしても、私はハイとしか答える事ができないわけであって。

つまり、自分を納得させるために、奴隷の利点としましては、

朝の電車女子高生と合法的に密着できることです!と真面目な顔をして

主張したいんだけど、主張しても捕まりそうなので、言えない。

たまごや」の献立すき焼きの日だったり、

あとは昼休みで「ソリティア」がうまく出来たときだったり、

あとはオフィスグリコで「パキッツ」をゲットしたときだったり、

朝の電車女子高生との密着だったりってのが、奴隷の私の一番の幸せだったりする。

そんな日々の中で、私は明日、30歳の誕生日を迎える。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん